6月24日(金)府中の森芸術劇場どりーむホールで、第38回晃華学園中学校高等学校合唱コンクールが、作曲家、声楽家の審査員の先生方をお招きする本格的な形で開催されました。コロナ禍で、しばらく聞くことができなかった晃華生の歌声がようやく復活です。コンクール再開までの道のりは長いものでした。合唱コンクール委員長のあいさつの中にも「皆さんが感染対策を守って練習してきて、今日開催できることを感謝しています」との言葉がありました。中学生にとっては全学年初めての合唱コンクールであり、当日もソーシャルディスタンスを保ったホール内での座席や舞台での並び方を苦心して考え、高校生と中学生はお互いの演奏を聴くことはかなわず、恒例の900人の全体合唱もできませんでした。それでも、高校生はクラスがまとまって歌う響きを楽しむことができ、審査員の言葉によれば「中学生にとっては第1回の合唱コンクール」で、ひさしぶりに中学1年生も入賞し、充実した体験ができたようです。
校長から歌を「祈り」として届けたいという言葉があり、生徒の皆さんの歌声に込めた気持ちが、あたたかな祈りとして聞いてくださった方々に感じられたことと信じております。