自ら課題を発見するためには、興味関心の幅を広げていく必要があります。晃華学園では、質の高い授業に加えて、中学1年生からボランティアや外部コンテストへの参加を促す「+αチャレンジ」、多様な講演会やロングホームルーム、国際理解教育に関する活動など、生徒が興味関心の幅を広げるチャンスがたくさんあります。
様々な活動や行事の後には「ふりかえり」を行うことで、生徒は自身の視野を広げ、興味関心を育てます。
ロングホームルームでの調べ学習や教科教育を通して、中学1年生から調べ方、まとめ方、書き方、プレゼンテーションスキルを学んでいきます。また、中学2年生では「『課題研究』に取り組むにあたっての心得」という手引書を配布し、課題を解決するために試行錯誤していきます。中学3年生では、論文執筆が本格化。「中間報告」として、後輩に向けて自身の研究内容をプレゼンします。こうした活動の集大成として、課題研究論文を中学3年生で書き上げます。
「ふりかえり」は、課題研究でも役立ちます。自らテーマを設定し、社会の現状を分析しながら立ちはだかる壁を越える方法を考え、見つめ直す。そのプロセスは「ふりかえりの習慣」と同じだからです。
年度 | 論文タイトル | 賞 |
2023年度 | 固まらない大学芋の蜜についての一考察 | 旺文社 第67回学芸サイエンスコンクール自然科学研究部門 入選 |
2023年度 | 補助犬の存在意義とは | 旺文社 第67回学芸サイエンスコンクール人文社会科学研究部門 入選 |
2023年度 | 伝統行事を継承していくために私たちにできることとは ~伝承された行事と伝承されなかった行事の違いから考える~ | 第19回地域の伝承文化に学ぶコンテスト 地域文化研究部門 佳作 |
2023年度 | 本当に麺はのびたのか | 自由すぎる研究EXPO2023 入選 |
2022年度 | 臨床検査の精度に関する考察 | 旺文社 第66回学芸サイエンスコンクール自然科学研究部門 金賞 |
2022年度 | 新聞を通して自分の考えを持つためにできることは何か | 旺文社 第66回学芸サイエンスコンクール人文社会科学研究部門 銅賞 |
2022年度 | リーダーシップ論からみるジャニーズエンターテインメント | 自由すぎる研究 奨励賞 |
2021年度 | 緊急地震速報はなぜ人々に恐怖感を与えるのか | 旺文社 第65回学芸サイエンスコンクール自然科学研究部門 入選 |
2021年度 | タピオカがつなぐアフリカと日本 | 旺文社 第65回学芸サイエンスコンクール人文社会科学研究部門 入選 |
2020年度 | 小児がんを考える~患者・家族への支援~ | 旺文社 第64回学芸サイエンスコンクール人文社会科学研究部門 銅賞 |
2020年度 | 表面張力ー界面活性剤との深い関係ー | 旺文社 第66回学芸サイエンスコンクール自然科学研究部門 入選 |
2020年度、2022年度には学校としての探究活動の取り組みが評価され、学芸サイエンスコンクールで「フジテレビ学校特別奨励賞」を受賞しています。