卒業生の活躍

晃華で芽ぶき、世界 で華咲く女性たち

SDGs に取り組む今のワークスタイルは、
晃華学園の「自ら考える」教育が始まりです。

SDGs に取り組む今のワークスタイルは、
晃華学園の「自ら考える」教育が始まりです。

吉高まりさん
三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社 勤務
環境戦略アドバイザリ一部チーフ閑境・社会(ES)ストラテジスト
晃華学園では中高6年間の多感な時期を過ごし、当時から、社会的課題について関心を持っていました。好奇心が旺盛な私は、「何ができるんだろう」と自分に問いながら、中高生活を送っていたように思います。シスター方にほどよい距離で見守られ、個性豊かなクラスメートと新しい企画を立て奔走した日々には、「教わる」というよりも「自分で考える」機会が多くありました。自由と自立について、また世界が抱える問題について考える。精神の自由度が高い環境は女子校ならではだと思いますし、蒔かれた種は将来の進路を確立していくための土台となったように思います。
現在金融機関で、企業が社会課題の解決を図りつつビジネスを持続的に経営するためのコンサルタント業務に携わりながら、問題意識を持つ若い世代を大学院で教えています。中高時代からグローバルな視点を持てたことが、気候変動やCO2削減に関するファイナンス、ESG投資(環境、社会、ガバナンスを重視する投資)などをテーマとする今のワークスタイルにつながっていきました。国連が採択したSDGs(世界的課題の解決に向けた17の目標)の達成目標年は2030年。世界の現状をより良くすることと企業のビジネスが相反せず、車の両輪となっていくのが当たり前となるように、国内外を飛び回り奮闘しています。
世界は変わります。晃華学園の後輩たちがSDGsに目を留めて自主的に活動を始め、さらに後輩たちへと活動の輪が広がっていることをとても頼もしく思います。世界に心を開いて実情を知り、自分事として受け止めること。これからの世界を担う皆さんには、好奇心旺盛に、様々な経験を積みながら成長していってほしいと願います。

※所属などは、2019年5月当時のもの
晃華学園の指導は、
自分らしさを突き詰める今の私のルーツ。

晃華学園の指導は、
自分らしさを突き詰める今の私のルーツ。

末松 美知子さん
国立大学法人 群馬大学 勤務
副学長(国際交流担当) 国際センター長
男女共同参画推進室リーダー 社会情報学部教授
大学教員として、「自己肯定感」が低い学生が増えていると感じます。自分が正しいと思うことに自信が持てない。そんな学生には、「やりたいことは積極的に取り組んでいきなさい」と後押ししています。そうした指導を通して思い出すのは、晃華学園で先生方に、自分らしさを大切にしていただいた経験です。未熟な中高生ですから、礼儀やマナーなどのご指導はありましたが、自分らしさはいつも肯定してくださいました。おかげで、自分のやりたいことに真っすぐ向き合えたと思います。
私は、当時から英語に力を入れていた晃華学園で英語劇を学んだことがきっかけとなり、英語の本を読むことをライフワークにできないかと考えました。その気持ちを大切に、大学時代はイギリスに留学し、大学院に進み、現在は海外文学、特にシェイクスピア劇を専門として教えています。好きなことを突き詰めていった私のルーツは、晃華学園の日々にありました。
社会に出て気づいたことは、女性に対して「無意識のバイアス」があることです。リーダーシップを取るのは男性で、女性はそのサポートといった意識が、社会には根強く存在します。その点、晃華学園には女性である前に個の存在として自分が認められる環境があり、オープンな視点を持ち多様な人々と関わっている現在の仕事の土台となっています。男性だけでなく女性自身も影響されているこの女性に対する「無意識のバイアス」は、今後の世界の発展を阻害してしまうのではと私は危惧しています。一人でも多くの女性が社会で活躍できる未来を切り開けるよう、これからも自分らしく活動していきたいと考えています。

※所属などは、2019年5月当時のもの
多様性を認め合う文化が、
学園全体に根付いていると感じます。

多様性を認め合う文化が、
学園全体に根付いていると感じます。

尾崎 優子さん
シティグループ証券株式会社 勤務
法務部 ディレクター カウンセル
私が晃華学園で過ごした期間は2年半。帰国子女として入学して以来、人のあたたかさに支えられた高校時代でした。海外から帰国して日本の学校に通うと、文化の違いから馴染めないことが多いと聞きますが、晃華学園ではそういった壁を全く感じませんでした。晃華学園には様々な個性を持った生徒がいましたが、誰もが海外に対して高い関心を持っていて、分け隔てなく人と接する校風があり、海外で過ごしているとき以上に、多様性を認め合う心を実感することができました。また、先生方は生徒一人ひとりに親身になって対応してくださいました。帰国子女の私は古文や漢文を学んだ経験が無く、学習に苦労しましたが、先生方は私がクラスメートに追いつけるよう優しく見守ってくださいました。カトリック教育の実践として自然と他者を思いやる心が生徒にも先生方にもあり、困っている人に手を差し伸べる文化が学園全体にあったと思います。
現在はNY州法弁護士として、国際的に活動しています。同級生にも海外勤務をしている人は多く、晃華学園で培ったグローバルな視点が生きていると感じます。晃華学園の卒業生は皆一様に、ただ海外で功績を立てるというのではなく、人のために、世界のために努力したいという気持ちが強い印象を受けます。振り返ると、私自身、自分を本当に役立てたいという思いが、今の仕事につながってきたと思います。
晃華学園は、生徒一人ひとりの個性を受け入れる学校です。その中で身についた、お互いを尊重し合いながら力を合わせていく姿勢が仕事の源になっています。

※所属などは、2019年5月当時のもの
女子校ならではの
のびのびとした校風が、意欲的な姿勢の基に。

女子校ならではの
のびのびとした校風が、意欲的な姿勢の基に。

松橋 阿子さん
東京大学医学部附属病院 勤務
脳神経外科
やりたいことに全力で打ち込める環境が晃華学園にはありました。東京大学理科三類(医学部)志望だった私は、受験勉強と並行して、聖歌隊の部活動はもちろん、合唱コンクールなど様々な実行委員会活動をしていましたが、先生方に止められたことは一度もありません。「〜だから」と枠にはめず、生徒のチャレンジ精神や努力する気持ちを、とことん応援してくださる校風でした。
また、与えられた自分のタレント(賜物)を必要としている人のために生かす、「ノーブレス オブリージュ」の精神も教わりました。現在私は、脳神経外科の医師として患者さんの治療にあたる毎日を送っていますが、厳しい状況にあった患者さんが元気になり、ご家族も喜んでいらっしゃる姿に接するときなど、心から医師になって良かったと感じます。自分の力を生かして、他の人の役に立てることにやりがいを見出す姿勢は、晃華学園で学びました。また、脳神経外科は手術が10時間にも及ぶことが多く、体力面の懸念からとても男性の多い職場です。晃華学園にはもちろん女子しかいませんでしたが、だからこそ、女性だから…と考えることなく将来を選択できました。晃華学園の自由な校風にとても感謝しています。
今は脳神経外科の専門医になるため努力しています。医師になって4年目の私はまだまだ勉強中。アメリカの医師免許を取得したり、脳神経外科の学会で同時通訳を務める機会をいただいたりしながらさらに研鑽を積み、常に高い理想を持ち続ける医師でありたいと考えています。

※所属などは、2019年5月当時のもの
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