本校では創立以来、生徒会に当たる組織の名前をStudent Council(略してS.C.)と呼んでおり、
(1)生徒の自治活動を組織し、学園生活の向上に資する
(2)会員の自主・創造の精神を育て、自治活動の発展を図る
(3)会員の親睦を深め教職員との協力の場を広げて、学園生活における家庭的精神を養う
ということを活動目的にしています。S.C.は、教員の指導のもとに生徒が行う自治活動のための組織であり、本校生徒全員を会員とし、委員会やクラブ・同好会活動、文化祭などのS.C.行事はすべてS.C.会員である生徒と、会員全員が負担するS.C.会費によって運営されています。
S.C.役員は中2から高2の12名で構成されています。この12名は2月の選挙で選出されます。
全校生徒から広く率直な意見を集めたいというS.C.役員の思いから「ひとことBOX」という投書箱を設置しています。意見・要望から素朴な疑問、つぶやきのようなものまで、全校生徒から多くの「ひとこと」が寄せられています。役員は生徒の意見や思いをどうにかして形にしたいと考え、顧問の先生と随時話し合いをしています。これまでに寄せられたひとことの中から、生徒ラウンジに設置されている自動販売機の販売物を生徒投票によって決定したり、また従来のパンのみの販売からおにぎりなどの販売も実現してきました。
教養講座とは、「授業中では聞き切れない先生方のお話を聞きたい」「楽しみながら人生において役立つ教養を身につけられる場をつくりたい」という目的で、毎年3月にS.C.役員が主催する全校生徒が参加する行事です。授業の中では聞けないような雑学・専門知識はもちろん、コンサートや坐禅、ディズニーランドでのアルバイト体験談など、普段とは違う先生の一面を見ることもできます。
社会科見学の企画をS.C.役員が行っています。S.C.役員が見学先を決め、参加希望者を募り、試験休みや長期休みに見学を実施。今までにフジテレビ、日本テレビ、クリクラ、JAXA、コカ・コーラ工場、リスーピア、警視庁、朝日新聞、NHKスタジオパーク、首相官邸に行きました。