18歳成人を迎える高校3年生は、5月13日土曜日のロングホームルームの時間に、東京都産業労働局、日本貸金業協会から講師の方をお招きし、金融トラブル防止のための講演を受講しました。
若年者が巻き込まれやすい金融トラブルについて、高収入アルバイトやマルチ商法など様々な事例を分かりやすい動画も交えながらご説明いただき、生徒たちも他人ごとではないという思いで熱心に受講していました。
以下、当日生徒が書いた感想の一部です。
「改めて成人になることの怖さを感じた。第三者から見ると騙されていると分かっていても、当事者になると分からないのかもしれないと思った。」
「今までは、成人になる、金融トラブルに引っかかるかもしれないという自覚や実感があまりなかったが、この講演を聞いて、気を付けなければならないと身が引き締まった。自分はターゲットにされやすい年齢だと自覚し、身に覚えのないメールなどは開く前にすぐに削除するといった対策をしようと思った。」
「インターネットやSNSなどで、関心を持つような広告や迷惑メールが当たり前になり、危険がより身近になっていることを忘れてしまいがちである。自己判断による契約が可能になることによって、犯罪に巻き込まれたり、自分が犯す側になったりするかもしれないという問題は、決して他人事ではないと改めて感じた。成人になることに伴う責任を理解し、その場の感情で安易な行動をせず、冷静な対応ができるよう心掛けたい。」