2021年度

S.C.マナー講座 第6回~常任委員会編~

この記事は1年以上前の記事のため、内容が古い可能性があります。
投稿日2022/2/7

S.C. (Student Council 生徒会に相当)によるマナー講座第6回は、常任委員会委員長さんのお話でした。

S.C. の最高議決機関は、会員である生徒全員が参加する S.C. 総会ですが、総会は常に開催されるわけではありません。常任委員会は総会に次ぐ議決機関であり、各クラス2名選出された常任委員から構成されています。

常任委員は、現在はクラス委員が兼任しています。つまり、彼女たちは、クラスに在っては友人の信望を集める要(かなめ)です。また、クラスを背負う責任感と自負をもとに、他クラスの委員と協力して学年の生徒企画にも参画し、学園生活全般に関する生徒からの提案を審議、決定する役割も担っているのです。まさに、「晃華学園を代表する生徒たち」と言えるでしょう。

さて、今回常任委員会委員長さんは、全生徒に何を語るでしょうか?さあ、お話を聞いてみましょう!

———————————————————-

おはようございます。常任委員会委員長です。
突然ですが、今週の日曜日(10月31日)は何の日でしょうか?
「ハロウィン」を思い浮かべた方が多いかもしれません。しかし、今年の10月31日にはもう一つのイベントがあります。それは、「衆議院議員総選挙」です。そこで今日は選挙についてお話ししたいと思います。

皆さんご存知の通り、日本の選挙には「若者の投票率が低い」という課題があります。そして若者の投票率低下が進むほど、各政党はより多くの支持を得るために、投票率の高い高齢者向けの政策を重視するようになります。結果として、社会は若者にとって暮らしづらいものへと変化してしまいます。
しかし、より重視されるべきなのは、これからの社会を担っていく若者の意志ではないでしょうか?これを実現させるために、「若者の投票率を上げる」ことは必要不可欠であるといえると思います。
もちろん、私たちはまだ選挙権を持っていません。ただ、そうであるからといって、今出来ることが何もない訳ではないのです。
例えば「S.C. 選挙」など、学校生活において何かを投票で決めるとき、「なぜ自分がその選択をしたのか」、少し考えてみましょう。つまり、何となく投票するのではなく、「選挙が自分のこれからに影響を及ぼすものである」と意識してみてください。これは将来選挙権を持ったときの練習になると思います。そして何より、主体性が高まることで学校生活がより充実したものになります。
これからの学校生活で投票するときには、ぜひ「自分の意志を持って」取り組んでみてください。その方がきっと、自分にとっても周りにとってもプラスになります! 以上で話を終わります。ありがとうございました。

次は図書委員会です。お楽しみに!

 

晃華学園のS.C.選挙については こちら

コラボ授業 選挙(高3倫理、高1現代社会、中3公民) については こちら

page top