2021年度

中1LHR×国語「パネル・ディスカッション」

この記事は1年以上前の記事のため、内容が古い可能性があります。
投稿日2021/12/9

11月13日の中1LHRは、「職業学習」の一環として、「パネル・ディスカッション」を行いました。

職業の意義について学ぶために身近な社会人にインタビューを行い(→夏休みの宿題として「職業インタビュー」のレポートを書く)、2学期はNHK「プロフェッショナル仕事の流儀」から羽田空港で清掃員として働く新津春子さんの仕事ぶりを視聴し、働くことの意義や様々な働き方について考える機会を持ちました。 

さらに、将来自分が職業を選ぶ立場になった時を想定して、「職業選択の優先順位」についてアンケートをとりました。「収入」「やりがい」「ゆとり」「社会貢献」の4項目の中では、「やりがい」を選ぶ生徒が多かったです。もちろん、実際に働く上では、これらすべての要素が不可欠になるわけですが、今回はクラスごとに役割分担を決めて、パネル・ディスカッションの形式で発表を行いました。発表の準備として現代文の授業では、発表の流れをシナリオ風に練習したり、マッピングのアプリを使いながら、自分がどの方面に興味を持っているかという傾向を探ったりしました。 

発表が始まると、司会の進行に沿って、パネラーたちが自分たちの主張を繰り広げていきます。昨今の「働き方改革」「女性活躍」「副業」などのキーワードも飛び交い、中学生なりに大人の働きぶりをしっかり見ており、自分のこととして捉えていることが分かりました。自分の進路を考える時の手がかりにもなりそうです。質疑応答では、様々な角度からの意見が出され、ディスカッション後に自分の意見が変わったり、4つの要素のバランスの大切さに気づいたり、様々な発見がありました。 

この後は、一人一人が今までの学びをパワーポイントにまとめる作業をします。どんなプレゼンテーションになるか楽しみです。 

タグ

page top