2020年度

高校3年生 2学期の活動紹介(体育祭、静修会)

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投稿日2020/12/23

12月に入り、高校3年生は晃華での最後の授業、最後の定期試験を経て、登校日も残りわずかとなりました。今年は新型コロナウイルスの感染拡大に伴う休校等もありましたが、高校3年生は受験生としての意識を高く持ち続け、目標に向かって日々勉学に励んでいます。そのような中で2学期に参加した2つの行事についてご紹介します。

 

一つ目は、体育祭です。高校3年生は、クラス単位でお揃いのTシャツを作成することが恒例となっています。

話し合いの様子

各クラスでチームカラーをベースに工夫を凝らし、素敵なTシャツが出来上がりました。当日はクラス担任も一緒にこのTシャツを着てチームを応援し、また学校でも学年全員で記念撮影を行いました。

担任の後ろ姿

芝生で記念撮影

 

二つ目は、静修会です。高校3年生は「希望――いのちからの招き」というテーマで、上智大学神学部の竹内修一神父様からご講話を伺いました。「祈りとは」、「生命と死とは」といったことについて、コロナ禍での生活が続く中どのように捉えていくことができるか、大変示唆に富んだお話をしていただきました。生徒の振り返りを紹介します。

「講話を聞いて、現代社会が抱える問題を考えるにあたり大切な考え方を知ることができた。特に印象深かったのは、いのちと死に関するお話だ。いのちの対立概念として死があるのではなく、いのちのベクトルは生きることに向かっているそうだ。(中略)そして、どのように『生きる』ことを捉えるのかという問題は、医療の発達と生きることの関わりや、紛争や人権侵害により生きる希望を失っている人の苦しみを考える上でも深く関わることだと思う。」

「『自分のいのちは他のいのちによって生かされており、それを忘れるときに人は傲慢になる。また自分が気付いていないところで自分が誰かを励ますこともあり、それを忘れたときに希望を失う』というお話があった。私たちは日々様々なかたちで他者と関わり、影響を受けているのであり、人とのつながりがあってはじめて生きていられるのだと感じ、また、だからこそ人は完璧になることはないのだと考えた。よい人間になることと不完全であることは相反するわけではないというお話があったが、自分の弱さや欠点といった不完全さに対して、それらを持つ自分自身を見つめ、距離をおいて客観的に見ることが重要なのだと分かった。」

静修会しおり

 

勉強にも行事にも全力で真剣に取り組むのが晃華学園の高校3年生です。いよいよ本格的な受験シーズンを迎えますが、最後まで悔いなく走り抜けてくれることを心から願っています!

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