2020年度

中学3年生 課題研究中間発表

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投稿日2020/11/27

晃華学園では、全員中学3年次に課題研究の論文を執筆します。この課題研究を通じて、生徒たちは「課題発見力」「課題解決力」「発信力」を養います。昨年からテーマ決めなどの準備を進めてきました。コロナの影響で実地調査ができなかったり、図書館が閉館していた時期があったりと予定通りにいかず悩んでいる生徒もいましたが、夏休みには「予備課題研究論文」を書き、一生懸命それぞれの研究に取り組んでいます。9月には先輩の研究発表を聴き刺激を受け、11月14日(土)にこの中間発表に臨みました。中間発表に与えられる時間は1人3分。生徒たちは「プレゼンテーション用ルーブリック」に予め目を通し、どういう観点で評価されるのかを意識しながらPower Pointで資料を作成しました。

また、教員立ち合いのもと朝や放課後に中間発表のリハーサルも行いました。最初は「3分も話せるかな」と言っていた生徒も、実際やってみると3分間があっという間だということに気付きます。3分間でいかに内容を分かりやすく伝えるか、試行錯誤は続きました。そして、迎えた発表当日。聴衆には中3だけではなく中1もいるということで、「後輩の前で恥ずかしい発表はできない」と緊張していた生徒ですが、堂々と発表することができました。

生徒の振り返りを一部紹介します。お互いに発表を見ることで、今後の研究の仕方や発表方法について参考になることも多かったようです。
〇〇さんの発表は、教室全体が明るくなり、発表者だけでなく聞く側も楽しんでプレゼンを聞くことができた。また課題研究の内容も斬新で面白かった。
自分で問題の解決策を考え、それが実現可能かまで研究している人がいてすごいと感じた。
聴衆に聞かせる、というより語りかけるようなプレゼンテーションが聴きやすく、話に引き込まれた。

論文の提出は3学期の始業式となっています。これからどのように研究が深められていくのか楽しみです。

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