10月3日に高校スピーチコンテストが行われました。
本年度は高校1、2年生の計14名が登壇し、各自の思いを聴衆に届けることができました。
スピーチの内容は、コロナ禍で本人たちが考えたことや個人的な体験を踏まえた思いなど多岐に渡っており、社会をよりよくするためのメッセージを聴衆と共有しようという気持ちが強く伝わってきました。
全てのスピーチにおいて自信に満ち溢れた彼女たちの姿が印象的でした。
6月に応募者を募り、原稿を作成し始め、2学期に入ってからはほぼ毎日練習をしていました。
5分ほどの英語のスピーチに気持ちを乗せて大勢の前で話すということは、簡単にはできないことです。
それを彼女たちは見事にやり遂げました。
この経験はきっと彼女たちの未来に大きな影響を与えることになると思います。
また、オーディエンスの生徒たちにとっても、英語でメッセージを聞き取る機会、様々な意見に触れる機会となり、自らを高めるきっかけになったことと思います。
<オーディエンスのコメントの一部>
「英語を学ぶことは単なる“学習“にとどまらず、よりよい世界を作るための一歩なのではないかと思った。」
「中学生の頃よりも自分がスピーチの内容を大まかにではあるけれど理解しながら聞くことができたため、より一層発音の良さだけに留まらず、内容の深さや文章の構成の凄さにも気づかされました。」
「今回のスピーチコンテストでは、中学の時とは異なる点が2つありました。1つ目は全員のスピーチに引き込まれたことです。[…] 2つ目は、スピーチの内容が社会的な問題に対するオピニオンを投げかけていた点です。」
<コンテスタントのコメントの一部>
「スピーチコンテストは英語の勉強はもちろん、自分のあらゆる面で得られるものが多く、自分の自信につなげることができる貴重な機会だと改めて感じました。」
「(自分のスピーチが)始まった瞬間『やるしかない』と思い、空気が変わったように感じたのをよく覚えています。」
「毎日練習をする中で、昨日の自分を超えることを目標の1つに置き、実行した点も努力したことの一つです。すると、無意識に内容の情景を浮かび上がらせることが出来るようになり、嬉しかったです。」