中学3年生はロングホームルームで、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)についての動画と実際にUNHCRで働く日本人のドキュメンタリーを見ることによって学びました。これに加えて例年は、ユニクロによる「届けよう服の力プロジェクト」の授業も受講するのですが、今年はコロナ禍で同時にオンデマンド授業となりました。
生徒からは「難民問題というのは、私が知っていたものより、ずっと深刻でした」「私たちは本当にめぐまれているのだと改めて感じました」「『当たりまえの生活を返して』という声には何を言えばいいかわからなくなるほどショックを受けました」などという感想が寄せられました。また、本校でのSDGsへの取り組みや宗教の授業を振り返って、「SDGsの活動が難民を直接助けることにつながるのではないか」「ユニクロの古着を回収して難民のために送る活動は、「ノーブレス・オブリージュ」に通じるものがあるように感じた」という意見も出て、自分たちが実際にできる活動として募金と古着回収を積極的に行っています。