晃華学園の夏休み恒例、大学模擬授業がいよいよ始まりました!
初日は晃華学園と高大連携協定を締結している東京都市大学の先生です。
主に文系の生徒を対象とした講義で、人間科学部人間科学科准教授の高橋うらら先生による「身体表現ってなんだろう?」という講義に、40名以上の生徒が参加しました。
女子中高で成長する晃華生に合わせた、女子研究者としてのキャリア形成の話からはじまり、「身体表現」という分野に興味を持ったきっかけや、身体表現を通して人間を科学していく面白さについて、丁寧に教えてくださいました。
講義の後半では、専門性の高い話をしてくださいました。人間の身体構造の考察から、「人間はどのような動きができるのか?」や「動きを使って何が表現できるのか?」などに触れ、最後には身体をつかった様々な表現を創作するワークに取り組みました。ワークでは、思い思いの身体表現を創り、とても和やかな時間となりました。
印象的だったのは、表現の種類に関する話です。“表現は「あらわし」と「あらわれ」に分類することができる”という話から、言葉のほんの一文字の違いで概念が変わるということを、特に中学生は感心とともに学んでいました。言葉を厳密に扱わなければならないアカデミックな世界を体験することができ、今後の主体的な学びにつながる良い機会になりました。