高校3年生は4月上旬に沖縄修学旅行を実施いたしました。中高6年間の探究学習の集大成と平和学習を行うべく、これまで半年以上かけて事前学習を行ってきました。(事前学習についてはこちら)
修学旅行1日目は復旧作業の進む首里城と沖縄県立博物館を見学しました。
2日目には戦時中に人々が生活していた糸数壕の中にヘルメット、軍手、懐中電灯を持って入り、暗闇の中でガイドのかたの解説を聞きながら命の大切さ、戦争と平和について考えました。その後、平和記念公園、資料館、ひめゆり平和祈念資料館を見学しました。ひめゆり平和祈念資料館訪問の際には、有志の生徒が受賞した“ひめゆり”を伝える映像コンテストのひめゆり映像賞(最優秀賞)、特別賞の表彰式も行っていただきました。その後訪れた佐喜眞美術館では「沖縄戦の図」を前に講話をお聞きし、屋上から隣接する米軍基地を見学、戦争と基地問題について学びました。その日の夕食後には、うるま市の中高生をお呼びし現代版組踊り「肝高の阿麻和利」特別バージョンの公演と演出家かたの講話をお聞きしました。
3日目は沖縄海洋博公園、古宇利島、午後には4コースに分かれて体験学習を行い、4日目はシーサー手びねり体験を行いました。
1学期は現地学習もふまえて、各班ごとに事後学習として新聞記事を執筆、修学旅行委員さんは特集記事も執筆しました。まさに中高の探究学習の集大成ともいえる沖縄修学旅行新聞は1学期中に朝日新聞社より納品される予定です。