2022年度

【マナー講座②】規律委員会&放送委員会

この記事は1年以上前の記事のため、内容が古い可能性があります。
投稿日2022/12/15

マナー講座 規律委員会

おはようございます。規律委員会委員長です。本日は、私の過去の経験を踏まえて、あいさつに関するお話をしたいと思います。

私は、前期の挨拶運動を通して、自分自身、気づいたことがあります。ここからは少し私の話になってしまいますが、聞いていただければ幸いです。

私のことを知っている方は意外に思われると思いますが、私は本来、とても人見知りで、初対面の方や、あまりお話ししたことのない方と話すのがとても苦手でした。

幸いにも晃華に入学してすぐに、何人かの内部生に積極的に声をかけてもらったことで、自らが話しやすい環境になり、徐々にみんなとも仲良くなれましたが、このように相手から声をかけてもらわない限り、自分から話しかけるということは当時の私には難しすぎました。

今からさかのぼること10年。小学1年生の私は、日曜日には決まって父と小学校の校庭に遊びに行きました。そんなある日のこと。いつものように受付を済ませ、遊ぼうとしていたとき、監視員の方に「こんにちは」と声をかけられました。私は会釈をしながら「こんにちは」と言いました。しかし、返ってきたのは「挨拶をしっかりしなさい。挨拶ができないようではだめだ。」という言葉でした。え?私、挨拶したのに。何でそんなことを言われなければならないの?と、頭の中は「はてな」でいっぱいでした。緊張すると何も話せなくなってしまう私にとっては、目を見て挨拶を返すことができたのが大きな成長であったと感じていただけに、ショックがとても大きく、今だに当時の状況を鮮明に覚えています。

中学生になって、新たなスタートを切ろうとしていた最中、私としては大きな声で話をしているつもりでしたが、実は伝わっていなかったようで、いろいろな人から聞き返されることが多く、ここで初めて、「自分の声は周りに聞こえにくいのか?」と思い知ることになるのです。

そしてそのとき、「私の声が小さいことで、今まで相手に何も伝わっていなかったのかもしれない」と自らを省みることになりました。

「伝わっていた」と信じていただけに、相当ショックを受けましたが、ここで意識改革をしないと、一生伝えられないまま終わってしまうような気がしたのです。そこから、私は、自分なりに、聞こえやすいように、できる限り「通る声」で話すように努力を重ねました。自分ではうるさいかな?と思うくらいの声のトーンですが、少しずつ伝わっているように感じたものです。

そこで、前期の挨拶運動に話を戻します。

前回の運動で感じたことは、こちらの挨拶に対しての反応が、「思いのほか少なかった」と言うことです。もちろん、マスク着用のため、少し聞こえにくいことは理解した上での話です。きちんと返してくれる人がたくさんいる中で、反応がなかったり、何か言ってくれているけれど、伝わってこなかった人もいました。

挨拶は人間関係の基本です。皆が日々気持ちよく過ごせるように、一人ひとりが日頃から積極的に挨拶できるように心がけていただきたいと思っています。

規律委員会では、後期も挨拶運動を行います。前期の経験を踏まえて、人数や配置を改善し、よりみなさんが挨拶しやすい環境を整えていきたいと考えています。

昔の私のように「なかなか声を出すのが難しい人」も、この機会に思い切って声を出してみませんか?

少し堅苦しい話になってしまいましたが、挨拶運動をきっかけに、笑顔あふれる学園生活になるように願っています。最後まで聞いてくださりありがとうございました。

次回は放送委員会です。お楽しみに!

マナー講座 放送委員会

得体の知れないボタンを見つけた時、つい押したくなる衝動に駆られる人はいませんか?

私は、何に繋がっているのかわからない紐を見つけたら引っ張りたくなるし、なんだかよくわからないスイッチほど押してしまいたくなります。

おはようございます。放送委員会委員長です。今年の九月、夏休みが明け放送室を掃除していた私は、放送室の中に不思議な一つの鍵を見つけました。そして、近くにあった鍵付きの引き出しに、何気なくそれを突き刺したのです。引き出しの鍵は閉まりました。しかし、その鍵を使って、棚が再び開くこと

はありませんでした。なぜなら、本来の鍵はその引き出しの中に入っていたからです。偶然に閉まってしまったその引き出しの中には放送に使う大事な CD やプリントが入っていたため、それからしばらくの間は先生方および副委員長さんに多大な迷惑をかける形となってしまいました。

このことに対して、顧問のW先生は、「なんでそんなことになったのだろうと思う反面、人間ってそういう時あるよなとも思う。命に関わることじゃなければどうにだってなるものだ」と語りました。

衝動的に行動することは、成功や新たな発見につながるかもしれません。しかし、それが一生後悔するような大きな失敗に繋がってしまうこともあります。鍵の一件は、人生においてよく考えて行動することの大切さを私に教訓づけてくれました。さて、もう少しで体育祭です。体育祭の会場ではたくさんのボタンがついた音響の機材がありますが、私は放送委員長として、押すべきボタンとそうでないボタンを判断し、慎重に行動していきたいと思います。

以上、放送委員会のマナー講座でした。

次回は、体育委員会です!お楽しみに!

page top