2022年12月9日、「全国学芸サイエンスコンクール」(旺文社主催)において、本校高校2年生が「自然科学研究部門」で「金賞」、「人文社会科学研究部門」で「銅賞」を、また、晃華学園高等学校として、「サイエンス分野 自然科学研究部門 フジテレビ学校特別奨励賞」を受賞しました!
このコンクールは、全国の小学生・中学生・高校生の研究・アートおよび文芸の振興奨励と、その個性の育成を目的に、昭和32年(1957年)以来毎年実施され、今年度で第66回となります。
「フジテレビ学校特別奨励賞」の受賞は、第64回の同コンクールにおいて「サイエンス分野 人文社会科学研究部門」で受賞したのに続いて2回目となります。(https://www.obunsha.co.jp/gakkon/award66s.html#wrap)
晃華学園では、20年以上前から、生徒が中学卒業時に「中学卒業論文」を書き、提出してきました。2022年4月から実施の高等学校新学習指導要領では「探究型学習」「総合的な探究の時間」が導入されることを踏まえ、現在の大学2年生が中学1年生だった8年前からは、その指導を一新して「中学課題研究」として提出、高校進学後はさらに磨きをかけて発展・深化させ、それぞれが「探究論文」として仕上げるようになりました。
今回「自然科学研究部門 金賞」を受賞した生徒の論文タイトルは、「臨床検査の精度に関する考察 ~polymerase chain reaction(PCR)法は臨床検査として有効か?~」、「人文社会科学研究部門 銅賞」の同タイトルは、「新聞を通して自分の考えを持つためにできることは何か」です。
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先日の「第5回学校見学会」では、金賞受賞生徒がご来校の児童・保護者の皆様に、中2で論文テーマを考えたときから、テーマを変更するに至った理由、研究方法、分析結論、児童の皆さんへのメッセージなどのプレゼンテーションを行いました。
指導一新後の生徒が高校2年生になった3年前からこのコンクールに応募を始め、3回連続で毎年2名ずつが受賞しています。生徒たちの努力と探究心や、本校の「ライフガイダンス」に基づく教育を高く評価していただいていることを大変うれしく思います。
第64回、第65回のコンクール受賞者一覧はこちらからご覧いただけます。