2022年度

校長先生のお話しより(2学期終業式)

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投稿日2023/1/18

いよいよ今日で二学期が終わりますね。

この集まりの後、皆さんは教室に入り、各担任の先生から心のこもった2学期を総括する通知表をいただきます。その通知表をいただいたとき、良い結果に満足する人がいるでしょうし、そうではなく、がっかりする人もいるかもしれません。もし、成績が下がっていたら、それはまた前に向かってトライするチャンスをもらったのだ、と考えましょう。そして、この冬休み、どの人も、小さな目標を立てて、毎日少しずつ復習をしていくことをお勧めします。前にもお話ししましたが、継続は力なりです。やっていくうちに必ず、気づきや進歩があります。私の例を出しますと、私は夜寝る前に二つのことをしています。一つは半年前から始めた5分間の運動ですが、最近はその成果を感じ始めています。最初のころはやり方が悪くて、かえってほかの筋肉を傷めたりしていましたが、毎日やっていくうちに、体がその姿勢はちょっと違うよ、と教えてくれて、正しい姿勢で行えるようになりました。もう一つは、夜9時からNHKラジオ第二放送の英語番組を聞き流しています。これは皆さんのほうが経験があるでしょうが、耳が英文に少しずつ慣れてくると、簡単な単語や、短い文章が口をついて出てくるようになりますよね。そして、何かしら、あれって、気づくことが出てきます。私の場合は、アメイジング、という単語がいろいろな場面で使われる言葉なんだと知りました。私は、この単語を“アメイジンググレイス“という歌のタイトルでしか知らなかったので、特別な時に使われる単語だと思っていたのです。このように、聞きっぱなしでも継続は力なり、で、成果が表れてきます。

私たち一人一人の中には、まだ十分に使われていない能力や才能や知恵があります。ですから、自分を信じて行動を起こし、眠っている能力を引き出していきましょう。但し、一歩一歩です。人間は歩くとき、スキップするときでも右足を前に出し、次に左足を前に出し歩を進めていきます。一歩一歩は人間の自然な動きです。

さあ皆さん、元気で楽しい冬休みを過ごしてください。

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