2022年度

Book Swap Japan×晃華学園(2)

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投稿日2022/6/23

2022年6月8日(水)の放課後、サラさんが晃華学園に来てくださいました!

サラさんは、コロナ禍が始まった2020年春、調布市で「Book Swap Japan」の活動を始めた高校1年生です。本が大好きで本が読みたいのに、図書館まで閉鎖になってしまったあの一斉休校の春に、家の近くの河原で無料の本の交換会を始めたのです。サラさんの「川の図書館」を知り共感した晃華学園の中学2年生は、昨年秋には85*、この春も111冊の本を自分たちで集め、この活動に加わっています。

*昨年秋の記事「Book Swap Japan×晃華学園」はコチラ

晃華学園の中2生は毎年、地域調べ学習として班に分かれて、「調布調べ」を行っています。今日の交流会には、サラさんの活動を調べている生徒、Book Swap KOKAのメンバーなど約25名が集まりました。まず最初は、サラさんのプレゼンテーション。自己紹介、「川の図書館」が始まるまでのいきさつ、そして活動の全国への広がり、おススメの本の紹介などを、2歳年上なだけとは思えない、しなやかなパワフルさで生徒たちにお話ししてくださいました。

そのあとは質問タイム!「川の図書館で人気のある本は何ですか?」「どんな人たちが来るんですか?」「本を借りるほかにどんなことをしてますか?」 
「川の図書館」は、今ではとても広い年齢層の人々が集う空間となっていて、子ども向けからお年寄り向けまで、本の人気もさまざまであるとのこと。また、「川の図書館で集合ね~」といって散歩の集合場所になったり、紙芝居をしたり音楽の練習をしたりと、自分と人が出会う場所だけではなく、コロナ禍だからこそ実現した、温かい居場所、奇跡のオアシスになっていて、毎週が楽しみなのだそうです。

サラさんの話を聞いて「人がいっぱいいて、とっても楽しそうだった!」と、「川の図書館」に行ったことのある生徒がコメントしたり、話はどんどんふくらんでいきました。サラさんから「晃華の魅力を教えてください!」という質問がでると、「警備員さんが優しい!」とか、「図書館に洋書がたくさんあって、『英語の絵本を読む会』が毎週あって楽しみ!」と次々でてきて、話のタネは尽きませんでした。

サラさんに用意した色紙とメッセージカードをプレゼントし、一緒に写真を撮って、教室や図書情報センターを案内する生徒たち。今日の交流から、また新しい活動が芽吹いていきそうで楽しみです。

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