2021年度

第8回高校生直木賞に参加しました!

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投稿日2021/7/5

5月31日に、「第8回高校生直木賞」が発表されました。高校生直木賞とは、「全国の高校生たちが集まって議論を戦わせ、直近一年間の直木賞の候補作から『今年の1作』を選ぶ試み」で、晃華学園は今年が3回目の参加です。(高校生直木賞のホームページはこちら
全国大会(本選会)は昨年に引き続きオンライン開催となり、4時間にわたる議論ののち2作品が同時受賞。そのうちの1作『オルタネート』の作者は加藤シゲアキ氏でニュースでも大きく取り上げられていたのを、ご覧になった方もいらっしゃるのではないでしょうか。

晃華学園から参加した生徒のコメントを紹介します。

「今回高校生直木賞に参加させて頂き、本当に沢山のことを学ばせていただきました。特に、代表者として参加した本選では、全国各地の高校生と語り合い、刺激的かつ非常に楽しい時間を過ごさせていただきました。
同じ時代を同じように高校生として生きる私達でも、その本を読み得て感じるものというのは人それぞれで、『凄くいい』という人もいれば『ちょっとな』という人もいる。そこが凄く面白かったですし、それこそが読書の醍醐味なのだと思いますが、とにかくただひたすらに『本っていいな、読書って楽しいな』と感じられる幸せな時間を提供して頂いたことに感謝しています。
本選の最後、高校生直木賞受賞作が決まる瞬間は本当に鳥肌モノなのでこの感動を多くの人にこれからも是非味わって欲しいなと感じました。」(高校2年生)

「今回参加したことによって、新たな読書の仕方を学ぶことができたと思う。
普段深く考えながら読書をするということはしないが、作品の良さを人に伝えるということを意識して感想文を作成したことで、作品の主旨などをよく考えて読むことができ、より作品に色々な発見があって面白かった。
また、同時期に沢山の作品を比較しながら読めて良かったと思う。例えば、今回、『8月の銀の雪』 『心淋し川』 『少年と犬』の3作が短編集であったが、連作であったり、また別の関係性で短編同士が結びつけられていたりと、違う特徴を持っていた。複数の作品を同時期に読み、作品同士を比較することで、構成などにも注目して作品に対する考察を深めることもできて、楽しかった。」(高校1年生)

晃華学園の図書情報センターには、約49,000冊(内、多読に適した洋書が約4,000冊)の蔵書があります。読書の時間に読むしるべとなるシールをつけた新書や、興味関心を喚起する雑誌や特集コーナーなど、生徒たちの知的好奇心を刺激する仕掛けがいっぱい。読書活動も大変盛んです。図書委員が作成している数々のポップも「読み所」!!来校された折には、是非足をお運びください。

 

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