11月15日(木)・16日(金)の放課後、高校1年生による卒業論文優秀作品発表会がアデルホールで行われました。
晃華学園の中学生は全員、卒業論文を作成します。各々自由なテーマで研究を行い、論文として成果をまとめ、中学3年生の3学期に提出します。
提出された卒業論文は、教員による選考を経た後、特に優秀な論文だと評価されたものに賞が与えられます。
今回の卒業論文優秀作品発表会では、特に優秀な論文を作成した4名の高校1年生が、自らの卒業論文についてプレゼンテーションを行いました。
発表された卒論はそれぞれ
『ポテトチップに見るプライベートブランド』
『訪日外国人のハードル』
『和紙の魅力』
『暮らしやすい街とは~移動について考える~』
というテーマで作成されました。どれも独自の視点で研究がなされ、発表も知性あふれるものでした。
発表会は、事前に申し込みを行った中学1年生~高校1年生が参加できます。
先輩・同級生の発表を一目見ようと、アデルホールは多くの生徒であふれていました。
発表者は、この発表会のためにパワーポイントでプレゼンテーション用のスライドを作成していました。
発表の内容に合ったシンプルなものから、アニメーション豊富な凝ったものまで、個性豊かなスライドが並びました。
発表後の質疑応答では、後輩から「なぜそのテーマを研究しようと思ったのか」「研究を通して何を得たか」といった質問が飛び出ました。
中には、教員からのするどい質問もありました。質問された生徒はさぞかし緊張したと思いますが、丁寧に受け答えをしていました。
次の高等学校学習指導要領には「探究」と名がつく科目が多く設定される予定ですが、中学3年生が卒業論文の作成を通して経験していることは、まさに探求学習です。
晃華学園の卒業論文は、今後ますます発展していきます。
11月23日に行われる第2回学校説明会では、現中学3年生による、卒論に関する発表を実施します。
入学時からiPadを活用してきた中学3年生が、どのように卒業論文を作成しているかをご紹介します。ご来校、お待ちしております。