2018年度

中学3年生 卒業論文中間発表会

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投稿日2018/11/9

11月2日(金)、中学3年生による卒業論文中間発表会が行われました。

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晃華学園の中学生は全員、卒業論文を作成します。
作成は中学2年生の1学期から始まり、それから1年以上もの時間をかけ作成し、中学3年生の3学期に提出します。各々自由なテーマで研究し、調査・実験を行い、成果をまとめます。

作成の一環として、中学3年2学期のこの時期に、卒業論文の中間発表を行います。研究の経過報告をすること通して、プレゼンテーションの練習になるだけではなく、同級生の研究の質の高さや、自分の研究に足りないものは何かということに気付くことができます。
そして今年度は、その卒業論文の中間発表を中学1年生の後輩に見せるという初めての試みに挑戦しました。

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発表会場は、中学3年4教室と中学1年4教室の計8教室。
それぞれの教室では、前側半分に中1が座り、後側半分に出番を待つ中3が座ります。

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中学3年生は、1人3分前後で中間発表を行います。
テーマ設定の動機や、現在立てている仮説、調査・検証の途中経過などを発表している生徒が多く見られました。

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多種多様なテーマ設定や、中学3年生の素晴らしいプレゼンテーションに、中学1年生は目を輝かせながら聴いていました。
発表の合間には、事前に配られたルーブリックを用いて、先輩の発表を評価しました。他者を評価することを通して、メタ認知を育成するねらいがあります。

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中学3年生は、全員がiPadを用いてプレゼンテーションを行いました。
表やアニメーションを巧みに用いながら、堂々と発表していました。

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中学3年生の素晴らしい発表のおかげで、中間発表は非常に完成度の高いものとなりました。
発表後の中学3年生の振り返りには

「中間発表をしてみて、自分のテーマについて改めて考え直し、検討することができました」
「何度も練習をしていたので、ちょうど良い時間配分ではっきり話すことができた」
「わかりやすく伝えるのはとても難しいということがわかった」

といったことが書かれておりました。発表を通して、様々な気付きを得ることができたようです。

また、発表を見学した中学1年生からは

「全員が聞き取りやすい声で発表していて、熱意が伝わってきた」
「画面に映し出される画像や文が丁寧に用意されていた」
「興味のある事から発展して、世論や社会情勢にリンクさせているのがすごいと感じた」

という振り返りがありました。
中学1年生にとっては、とても良い刺激になったことでしょう。2年後はこれ以上の質を目指してほしいものです。

なお、11月23日に行われる第2回学校説明会では、中学3年生による、卒論に関する発表を実施します。第2回学校説明会・入試説明会にお申し込みの方はこちら

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