10月28日(日)京王線府中駅にて、「第97回あしなが学生募金」に有志の中高生14名が参加しました。
あしなが学生募金とは、遺児支援の募金活動です。全額は「あしなが育英会」に寄付し、病気・自死・災害によって親を亡くした子どもたちや、親が重度の障がいを持つ子どもたちの奨学金、またサブサハラ・アフリカの遺児たちが高等教育をうけるための奨学金として使われます。(あしなが学生募金HPより)
晃華学園はこのあしなが学生募金に長年参加しております。今回は、日本とアフリカの遺児たちのための奨学金を募りました。
募金活動に参加した高校2年生の感想をご紹介します。
私は中学生の時にあしなが学生募金に4回参加し、5回目となる今回は2年ぶりの参加でした。この活動に初めて参加したときは、実際にあしなが育英会からの奨学金を受けている大学生ボランティアの方のお話を聞き、今の自分がどれだけ恵まれた環境にあるか、を強く感じました。
しかし、何度もこの活動に参加し周りが見えるようになった今回、別のことに気づかされました。募金活動が社会の中でまだ本当の意味では受け入れられていないということです。この活動を応援してくださる方々が多くいらっしゃった一方で、チラシを渡そうとするときに迷惑そうな態度を取られることも少なくありませんでした。
募金していただいたお金が、進学したくてもできない誰かの希望になる、この温かな活動がより多くの方々に受け入れてもらえるよう、これからも積極的にこの活動に関わっていきたいです。