2017年度

中学1年生 職業学習報告その2

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投稿日2018/1/27

職業に関する学習の一環として、今年度は、2学期に職業体験を行いました。生徒にとって身近な、清掃・警備の仕事を体験し、その体験を職業体験新聞にまとめました。

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普段、生徒たちは何気なく日常を送っています。清掃・警備を体験することを通して、何気ない日常が多くの人々に支えられていることに、生徒たちは気が付いたようです。

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「掃除の方は、授業中に掃除をしているため、音は小さくしなくてはならない。だから、モップについたほこりは、教室から離れた所で取り除いている。」(職業体験新聞より)

「私たちが休日の夏休み、冬休み、春休みなども、わざわざ学校に来て大掃除をなさっているそうです。私たちの見えない所で仕事をなさっていることが初めて分かりました。」(職業体験新聞より)

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清掃・警備の方々の気配り、苦労、努力に気が付いた生徒たちは、職業体験新聞の中で「自分たちが掃除する所は最低でも丁寧にやりましょう。それだけでも清掃員の方々の負担が減ります。」などの呼びかけを行っていました。また、「掃除の方が掃除をして下さっていることを当たり前だと考えずに、感謝の気持ちを伝えることが大切だと思いました。」というように、感謝の気持ちを持つことを呼びかける新聞も多くありました。

職業体験後、清掃・警備の方々へ「ありがとうございます」と言う生徒が増えています。このように、職業体験を通じて、生徒たちは「与えられている」ことに気が付いたようです。晃華学園のノーブレス・オブリージュはここから始まります。

感謝の気持ちを持った生徒たちは、清掃・警備の方々へクリスマスカードを作成しました。次回は、その様子を紹介します。

(続)

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