2025年度

ユニセフ講演会を実施

投稿日2026/5/9

中学1年生(現中学2年生)のLHRにて、ユニセフの方をお招きし、講演を聴きました。
テーマは 「すべてのこどもに○○を」。○○にどんな言葉を入れるかを考えながら、世界の子どもたちの現状について学びました。

講演では、学校に通えない子どもたちの話や映像を見ました。
例えば、毎日8時間も水汲みに時間を費やしている女の子や、兄弟を学校に行かせるために自分は学校をやめて働いている男の子の話です。
生徒たちは実際に「水がめ運び」の体験を行い、重さや大変さを実感したり、マラリア予防のための「蚊帳(かや)に入る体験」で狭さや暑さなども体験しました。

講演後、生徒たちが書いた振り返りの中からいくつか紹介します。

・私の小学校でも、今までユニセフの募金があったけれど、どんなことでどんな人が困っているのか知らなかったから、あまり募金できていなかった。しかし、今日の話を聴いて、どんな人にどう貢献できるかが分かった。今、世界でどんなことが起こっているかを知って募金するのと、知らずに募金するのでは、気持ちが違うので、今回知ることができてよかった。

・特に印象に残ったのは、「生活のために働く子どもたちが、危険な仕事に従事している」という話です。工場で働く子の話は、同じくらいの年齢の自分が学校で勉強していることとのギャップを感じさせ、胸が痛みました。子どもたちは本来、安心して学び、遊び、成長する権利があるはずなのに、それが守られていない現実にショックを受けました。無駄な食べ物を減らす、フェアトレードの商品を選ぶ、募金活動に参加するなど、小さなことでも積み重ねれば、大きな力になると信じています。

・「紛争はいつかは終わるが、そのときに学校に行けなかった子たちの学べなかった時間は取り戻せない」というのが印象に残った。私がこの言葉から考えたことは、学べなかった子たちが大人になった時にまた新たな紛争が始まり、悪循環になることです。この講演を聴いて、医療や食事を提供するだけでなく、もっと質の高い教育を重視した方が、戦争などによる貧困問題の根本的な解決につながると思いました。

世界の平和、そして「すべてのこどもたちに学ぶ権利を」だれ一人取り残されない社会の実現をあきらめずに、自分たちに何ができるかを考える機会となりました。

 

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