2024年度

高校2年生 静修会・慰霊祭

投稿日2024/11/24

高校2年生は、11月1日に「生まれる命 生む命 助ける命」というテーマで、聖イグナチオ教会にて静修会・慰霊祭を行いました。

静修会ではイエズス会の柴田潔神父様がお話をしてくださり、NICU(新生児集中治療室)が舞台になっている「コウノドリ」の一部を視聴しました。

物語の中で、妊娠21週で流産しかかっている夫妻に「赤ちゃんを助けるのか、助けないのか」の選択が迫られます。仮に赤ちゃんが助かったとしても、障がいが残るかもしれない、元気に育つのか分からないという状況でした。自分がその立場にあったらどう選択をするだろうかと迫ってくる内容でした。

その後の講話では、『NICU 命の授業』という本をもとに、NICUで治療を受けた赤ちゃんと家族の物語を通じて、短く終えた命、社会が生み出す障がい、助ける命について話してくださいました。神父様は「あなたが当事者ならどう選択するのか、なにを感じるのか、私たちにはなにができるのか」と問いかけながら語ってくださいました。

その後の分かち合いの時間では、生徒たちが感じたことを話し合いました。命の大切さ、生きていることが当たり前ではないこと、生きていることに感謝すること、周りの命も大切にしていくことを考える貴重な機会になりました。

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