2024年度

高校１年生は、４月１日～３日の３日間の進路学習オリエンテーションから高校生活をスタートさせました。このオリエンテーションは、ライフガイダンスの一環として行われ、高校生としての自覚を持ち、自身の進路・学習について考える機会として、毎年実施されています。

まず教務規定や生活指導のルールの確認を行いました。大学入試制度や、高校での学習についてもガイダンスを実施しました。また、Ｒ－ＣＡＰという、学問や職業に関する適性検査結果をもとに、学問、職業調べを行いました。元々興味を持っていた学問・職業だけでなく、意外な学問、知らなかった職業に出会うことで、視野が広がった生徒が多くいました。そして「La vie heureuse」という、本校の卒業生が現在の仕事の内容やそこに至る経緯などについて書いてくれた冊子を読み、自分自身が大切にしたい価値観について考えました。

さらに、表現トレーニングという冊子を用いて、学ぶことや働くことの意味、自分と社会の関係について考え、グループごとにディスカッションを行いました。ディスカッションの中で、自分の意見を根拠とともに伝える力を養うとともに、様々な考え方に触れ、視野を広げることができました。

最後に、自分がどのように社会に貢献したいか、そのために今後何を学び、何を意識して高校生活を過ごしていくのかについて、クラス全員の前で決意表明を行いました。他の人の決意表明にも刺激を受け、自分の将来を自分事として考えることができるようになりました。

夏休みを迎え、高校１年生は、部活動や課外活動、オープンキャンパスや海外研修への参加など、それぞれが目標を持って様々なことにチャレンジします。さらに一回り成長した生徒たちと２学期に会えることを、教員一同、楽しみにしています。