4月19日上智大学の隣にある聖イグナチオ教会で、晃華学園中高イースターミサが行われ、午前と午後に3学年ずつ分かれて参加しました。司式は聖イグナチオ教会助任司祭柴田潔神父様です。ミサの始まりで「復活したイエス様が手を広げて皆さんを迎えています」と温かい言葉をかけていただき、初めて教会に足を踏み入れた新入生も緊張がとれたようでした。
ミサ中の聖書朗読や侍者、奉納者などの典礼奉仕は生徒宗教委員が務め、2階席では聖歌隊が歌唱奉仕をしました。
お説教は人の死を通して復活を考えるというもので、一つは神父様が尊敬する納棺師が、亡くなった方とご遺族に寄り添う姿。もう一つは神父様がご葬儀を執り行われた方の娘さんが後悔して自分の攻めている状態から親の死を受け入れて前向きになる姿。これらを通して生徒の皆さんは死と復活について考えました。
中学1年生の振り返りの文章を一部紹介します。
「死を身近に感じることで、自分の命の大切さを感じることができた。」
「亡くなってしまった私の祖父は、直接会うことはできないけれど、心の中でずっと私たちを天から見守っているのだろうと前向きに考えることができた。」
「今回のイースターで私はイエス・キリストは思いやりや愛にあふれている人だったのだなということを感じました。」
「『復活』『再生』というものは自分の生活にうまく結びつけられないからこそ、これからの6年間でそのことを学んでいきたい。」
ミサが終わった後は、柴田神父様が難民支援のために育てていらっしゃるカブトムシを見たいと多くの生徒の皆さんが飼育場所に集まりました。なかにはカブトムシを持ち帰る
方もいて、女子校生の虫好きエネルギーに神父様の方が驚かれていました。
お天気に恵まれ穏やかなイースターミサができたことに大い に感謝!