starterの生徒たち(高校2年生)は、「短くなったチョークやその粉を捨てるのはもったいないな」「再生できたらいいな」という素朴な思いから活動を開始しました。2022年の春に卒業した先輩たちも同じ思いで活動していたことを知り、データを引き継ぐこともできました。教室から回収したチョークの粉を使って実験を繰り返し、最適な配分、持ち味、書き味を求めて試行錯誤。ついにstarter のオリジナルレシピが完成したのです。
世界には、私たちのようには教育環境に恵まれていない子どもたちがたくさんいます。将来的には、再生チョークの作り方をとおして、「SDGs4 質の高い教育をみんなに」に貢献できるようになるのが彼女たちの目標です。
この活動は、9月に東京ビッグサイトで開催された「Maker Faire Tokyo 2022」でも、11月に本校で開催したオープンスクールでも大人気!同世代の支持を集めているのがうれしいですね!
そしてこの度(2022年12月17日)、東京都国際教育研究協議会が主催する「第六回高校生国際理解・国際協力研究発表会」において、「国際教育研究協議会会長賞」を受賞することができました!
現在、晃華学園の各教室では、各教室のチョークの粉を別々に集めて「教室の色」が反映された再生チョークが使用されています。授業のとき、そうじのとき、生徒たちがこのチョークをとりわけ大切に使っているのがわかります。
小学生の皆さんも、身近なところに課題を見つけ、活動してみませんか?