2020年11月14日(土)午後、本校にて第2回学校説明会を実施いたしました。 お忙しい中、多くの児童の皆様と保護者の皆様にご来校いただき、誠にありがとうございました。 同時にオンラインでも説明会のライブ配信をさせていただきましたが、多くの皆様にご視聴いただきましたことに感謝申し上げます。
当日は、ご来校いただいた皆様を書道同好会と課外華道の生徒による作品でお迎えいたしました。
【校舎案内】
ご来校いただきました皆様には、本校教職員による校舎案内をさせていただきました。6名前後の少人数に分かれて校舎を回りながら、生徒活動をパネルでご覧いただき、教職員が日々接している生徒の様子をお話しさせていただきました。また、教育実習に来ていた実習生も同行し、卒業生の立場からの話などもお伝えさせていただきました。晴天に恵まれたこともあり、光のあふれる本校の校舎の魅力を感じ取っていただけたのではないかと思います。
図書情報センターでは司書教諭による説明があり、多読用図書が充実している洋書コーナー、生徒が製作したロザリオ、SNS啓発ポスターなどをご覧いただきました。
図書情報センターについてはこちらの外部サイト(ココロコミュ EAST)の記事をご覧ください。
ロザリオはお祈りのための道具で、本校では毎年中学2年の宗教の授業で一連分をブレスレットの形にして製作しています。本校の校訓は「神を敬い人を愛しマリアのように正しく強く美しく」であり、マリア様に捧げられた学校です。そのため、授業でマリア様の生き方を深く学びます。ロザリオ製作もその一環で、ロザリオを使ったお祈りの仕方やマリア様に捧げるお祈りの意味などを学びます。詳しくはこちらの本校ブログ記事(中学2年生宗教 ロザリオ作り)をご覧ください。
SNS啓発ポスターは、中学1年生全員が夏休みの課題として制作したものです。クラス投票で選ばれた12作品を展示しています。 本校では、ICT教育の大切な1つの柱としてリテラシー教育に力を入れており、SNSに関する講演会やワークショップを毎年実施していますが、新型コロナウイルスの影響で本年度は中止となりました。そのため、生徒自身にSNSの適切な利用について考えてもらうための取り組みの一つとして、本年新たに取り入れた活動です。 投票で選ばれた作品はさすがに迫力や説得力があり、興味深くご覧になっている方も多数いらっしゃいました。
【学校説明会】
校舎案内の後は、マリアンホールにて説明会を行いました。
校長挨拶に続き、広報部の教員より沿革や教育方針、学園生活、進学実績などの説明をさせていただきました。続いて、2団体の生徒発表をおこないました。
一つは、『SDGsに関する映像作品制作』についての高1生徒発表です。 現高1は、中学3年次に国際理解教育の一環として、ロングホームルームの時間を使ってマラウイ共和国のマタピラ小学校の小学生と交流してきました。 そして、中学3年次に公民授業内で実施した『第二回KOKA×SDGs国際映像コンテスト』の全作品をマラウイに送り、マラウイの小学生たちが選んだ「マラウイ特別賞」を受賞したのが、この日発表をした生徒たちの作品です。マラウイの小学生との交流で生徒たちが経験したり感じたりしたことを踏まえて作成された1分間の動画を上映し、動画制作時のエピソードや、自分たちが学んだことをお話しさせていただきました。「誰も置き去りにしない」というSDGsの理念を表現する動画を完成させるこの活動は、生徒たちにとって、国際的な課題を自分ごととして捉えるための大きな機会となっています。
また生徒たちは、11月28日(土)にオンライン開催された「HCD-Netフォーラム2020」のスペシャルセッションで、今回の活動について発表する機会をいただきました。昨年度に引き続き2回目となります。発表の機会をいただきましたこと、感謝申し上げます。
HCD-Netフォーラム2020(外部サイト)についてはこちらの外部サイトの記事をご覧ください。
KOKAxSDGs国際映像コンテストについては以下の外部サイトの記事をご覧ください。
読売受験サポートの記事はこちら
Education DIAMONDの記事はこちら
マラウイのマタピラ小学生との交流については、以下の本校ブログ記事をご覧ください。
晃華学園の取り組み 朝日新聞で紹介!はこちら
中学3年生 アフリカと共同宣言を出そう!はこちら
次に、放送研究同好会の高2生徒による放送劇を上演しました。放送劇とは、一つの物語を声だけで表現するもので、ステージ上にはマイクが3本あるだけです。本校の放送研究同好会は全国大会出場常連ですが、研鑽を積んできた高2の声による演技に、皆様引き込まれていらっしゃいました。
最後に、広報部の教員より学校生活と、生徒募集要項を配布の上、2021年度入試についてのご説明をさせていただきました。
説明会終了後、個別相談コーナーで教職員がご質問にお答えさせていただきました。
最後に、ご参加くださいました皆様から頂戴したご感想を紹介させていただきます。
【ご来校いただいた方からのご感想】
・生徒さんが真面目で誠実な雰囲気が感じられました。オンライン説明会に何度も参加しましたが、やはり百聞は一見にしかずでした。
・(生徒発表について)日々の社会問題の取り組みが、平和と人権に基づいている所が良かった。
・娘が将来国際関係の仕事に就きたいとのことでSDGsに大変興味があるようでした。6年間を通して自分のやりたいことができるように思いました。
・プレゼンの機会が多いこと。人前で発表させることをあらゆる教科でやっているとお聞きして、とてもいいと思いました。
・今後、コロナ以外でも通常の学校生活が送れない状況があるかもしれない中、学びを止めない学校側の対応が安心して子供を通わせることができると感心しました。
・図書情報センターの司書の先生の説明により、生徒が自ら学ぶようになるように工夫されている様子が印象深かった。
・校舎の中で暗い場所が見当たらないほど木もれびが多々感じられた。
・課外活動が活発で、勉強だけではないところに魅力を感じる。
・卒業生で実習に来られている先生のお話が聞けたのが良かったです。
【オンラインライブ配信をご視聴いただいた方からのご感想】
・キリスト教を基礎にした「面倒見の良さ」の印象を受けました。
・進学ばかりではなく「全人教育」を掲げてご指導いただけるという点が、素晴らしいと思いました。
・子どもが自ら考え、進路を決めていく力が育まれる活動がたくさんあり、大変魅力的であると感じました。
・SDGsの素晴らしい取り組み、世界で起きている社会的な課題を身近なこととして捉え、深く学ぶことの大切さを改めて認識いたしました。娘もSDGsって何?と興味を持ったようで、大変ありがたいきっかけとなりました。
発表をした生徒に対しましてもとても温かなご感想をいただき、大変感謝しております。
お忙しい中ご来校いただいた皆様、またオンラインでご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。