中学2年生は10月30日~11月2日の3泊4日、学習旅行で奈良・京都を訪れました。秋らしい気候に恵まれる中、お寺や仏像についての知識が深まりました。
1日目は東大寺、興福寺、奈良公園を訪れ、夜は宿で薬師寺の僧侶から貴重なお話を伺いました。
【生徒の感想】
奈良公園の鹿を見て、昔は鹿が神の使いと言われていることを知りました。鹿の本能的な一面が見れて面白かったです。
薬師寺僧侶の方による法話を聞いて「一人では生きていけない」と、考えさせられました。何より、周囲の人への感謝の気持ちを忘れてはいけないと、改めて痛感しました。
2日目は法隆寺を訪れた後、萬福寺で座禅を体験し、夜は宿で舞妓さんの踊りを鑑賞しました。
【生徒の感想】
舞妓さんの踊りは思い出深いです。私たちの質問にも丁寧に応えてくださったので、舞妓さんの日常についても知ることができました。
3日目は1日班別行動を行いました。
【生徒の感想】
歴史の授業で学んだ竜安寺の庭は美しく、広くて見応えがありました。時間に余裕をもって行ったつもりでしたが、結局なくなってしまったので是非また訪れたいと思います。
最終日は友禅染めで扇子、ブックカバーと写真立てを作りました。午後は嵐山で散策をし、最後は東寺を訪れました。
【生徒の感想】
友禅を初めて体験したので、こんなにも奇麗なのかと実感しました。特に、色のグラデーションを刷毛で作りましたが、刷毛を回す量で色を変えるところが難しかったです。私はブックカバーを作りましたが、世界で一つの作品を作ることができたので、またいつか挑戦したいと思います。
【学習旅行を通しての生徒の感想】
学習旅行を通じて、自分の行動に責任を持つようになりました。クラスではなく、班で行動することが多かったので、一人で勝手な行動をすると班全体に迷惑をかけることがよく分かりました。
様々な場面で「その場に応じて行動する」力が身に付いたと思います。特に、班の友達と一緒に過ごす時間が多かったので、学校では知らなかった一面を発見することができました。
お寺などを訪れ、日本の文化の素晴らしさを体験しました。旅行に行く前は、奈良と京都は「古い町並み」というイメージがありましたが、様々な名所を訪れて、現代の私たちにも十分受け入れられるものがたくさん残っていることが分かりました。だからこそ多くの観光客が訪れ続けるのだと痛感しました。