先週、中学2年生は学習旅行で京都・奈良に、高校2年生は修学旅行で沖縄に行っていました。残りの学年は学校で通常授業でしたが、特別な時間割を組んで様々な行事を行う学年もありました。 中学1年生は、この期間に数多くの行事を行いました。その様子を簡単にご紹介いたします。
◎職業体験
晃華学園が行っている職業学習の一環として、校内職業体験が行われました。 本校の警備・バス警備・清掃の体験を行い、仕事の大変さ、意義を学ぶと同時に、日頃いかに多くの人に支えられているのかを実感し、感謝の想いを新たにしました。 (詳細は後日まとめてご紹介します。)
マリアンホールを掃除しているところ。何気なく使っているところも、誰かがきれいにしてくれています。
こちらは玄関窓を拭いています。隅々まで丁寧に拭いていました。
最後は集まってインタビュー。「仕事とは」「やりがいとは」といった難しい質問も飛び出しました。
警備の仕事に関する座学も行いました。こちらも知らないことばかり。
班で分担を決めて1つの作品を作ります。工夫を凝らして、様々な新聞が完成しました。
◎茶道体験
こちらは毎年恒例の茶道体験です。 晃華学園の敷地内にある和室で、茶道の先生をお招きし、作法などを学びます。
担任も茶道体験に参加。正座がきつかったとのこと。 (生徒も無理のない範囲で正座していました。)
◎ICT講演会
新大学入試に関する情報や、新しく「探求」という言葉が教育業界を賑わせています。今回は、それに関連した内容として、本校教員によるICT講演会を実施しました。 内容は、情報リテラシーについてや、本校の中学卒業論文への「探求」的なアプローチに関してなど、多岐にわたりました。 中学1年生向けのわかりやすい内容でしたが、高校生や大学生にも聞いてほしい内容も含まれています。生徒は皆真剣に耳を傾け、ワークシートにメモをとっていました。
数学科教員による情報リテラシーの話。 ニセの情報が書かれたダミーサイトを作成し、生徒に見せて説明していました。 探求活動では、安易にインターネットの情報を引用してはならないということがよくわかりました。
理科教員による「探求」・中学卒業論文の話。 AIによって失われる職の話から、“自分磨き”の話まで、幅広い内容です。 これから卒論で探求活動を行っていく覚悟が決まったような、真剣な雰囲気でした。
◎ハロウィン企画
中学1年生は毎年この時期に、英語教育の一環としてハロウィン企画を実施しています。 内容はその年度によって異なりますが、今年度はハロウィンに関連した映像を鑑賞しました。
手元のワークシートを完成させながら鑑賞し、鑑賞後に内容を深めていきます。
◎中3 卒論中間発表の見学
晃華学園の中学3年生は、卒業論文を作成し3学期に提出します。例年この時期は中間発表会が行われるのですが、その発表会に中学1年生が招かれ、見学させてもらうことになりました。 (詳細はこちら「中学3年生 卒業論文中間発表会」) 発表教室の前列には中1が、後列には順番を待つ中3が座っています。中1は配られたルーブリックをもとに、聴いた発表を評価します。
発表の様子。中3は自分のiPadを用いてプレゼンを行います。
研究の動機や、仮説・検証の途中経過を説明しています。中1は2年後に向け一生懸命耳を傾けます。
「ホロコースト」「レモネードスタンド」「海洋ゴミ」「球技の分類」など、各自が興味を持つテーマについて発表がなされていました。
中学1年生は、晃華学園中学校・高等学校の中では最も若く、その分物事を最も吸収する学年です。 こうした行事を数多く用意するのは、中学1年生という時期にこそ、教科以外の様々な力をつけてほしいという、晃華学園の想いがあるためです。 中学1年生の皆さんがこれからどのように成長していくのか、今からとても楽しみです。