学習旅行2日目は、法隆寺から始まりました。
1日目の夜に、薬師寺の僧侶の方から聞いたお寺の知識を思い出しつつ、法隆寺の五重塔や金堂、夢殿を見学します。
一通り見学を終えた後は、宝物館に入ります。事前学習で学習した、法隆寺夢違観音(悪夢を良い夢に変えてくれる)の前では合掌している生徒が多くいました。昨日悪夢でも見たのでしょうか。
また法隆寺玉虫厨子の前で、生徒たちは一生懸命玉虫の羽を探していました。
萬福寺に移動し、普茶料理をいただいた後は座禅体験。
慣れない座禅に戸惑いながら、呼吸を整えていくと、次第に心も落ち着きます。静けさの中、「バシッ、バシッ」と背中を叩く音。座禅後、叩かれなかった生徒の多くは、「叩いて欲しかった〜」と嘆いていました。知識として知っていた座禅も、本物にふれることでさらに理解が深まったようです。
最後に平等院を訪れました。
10円玉で見慣れている平等院鳳凰堂も、間近で見ると雄大かつ豪華そのもの。「あ!鳳凰だ!」と、屋根に立つ鳳凰像を見つけ、感動する生徒の声が聞こえました。鳳凰堂鳳翔館に入ると、建立当時の鳳凰堂の内部を再現したCGや模型があり、摂関政治の時代の平等院鳳凰堂に、思いを馳せていたようです。
3日目は全日自主研修。何を学んで帰ってくるのか楽しみです。