国際理解教育

SDGs
模擬国連
校内模擬国連

国際理解教育

異文化や他者を理解し、
真の国際人となるために

異文化や他者を理解し、
真の国際人となるために
本校はカトリック校として、またユネスコスクールとして国際理解教育に力を入れています。真の国際人になるためには、語学習得だけでなく、異文化や他者を理解し、「ノーブレス オブリージュ」のような与えられた力を他者のために生かす精神を育む必要があります。
このような国際社会で必要とされる能力を身につけるために、本校では外部の団体の講演会を行うことはもちろん、授業にも模擬国連を取り入れるなど、国際的な視野から世界や社会を見る取り組みを積極的に行っています。
また、生徒から発信された「こんなことを学びたい」「人のために役に立ちたい」という想いを尊重し、その想いに応えられるよう支援しています。本校のこうした在り方は、現在、SDGsの活動という形で結実しています。
異文化や他者を理解し、
真の国際人となるために

SDGs

「“Leave no one behind”(誰一人取り残さない)」

SDGsとは?

定期的な活動

プロジェクト制の活動

①中高生のための母子健康手帳ガイド

この手帳を作成した生徒は、現在の性教育が、女性が持つリスクの警鐘に偏りがちだという問題意識を持っていました。そして、「女性であることに誇りを持てるように」という目標を立て、その実現に向けて始まったプロジェクトです。生徒は、調布市役所や助産師に積極的に取材を行い、全19ページから構成される母子健康手帳を作成しました。

また、この手帳には、女子中高生でも知っておきたい知識や相談先について記載されおり、「さまざまなことに不安を抱えなくてよい」というメッセージが込められています。作成した生徒は、校内でこの手帳を用いたピアカウンセリングを行うなど、実際に活用しています

②ハンディポッド

カンボジアのトンレ=サップ湖では、多くの人が水上で暮らしています。そして、現地の方々は、生活排水をその湖に捨てる一方で、湖の水を生活用水としても活用しています。そのため、病気になる人が後を絶たない状況が続いています。この状況を改善するため、国際NGOであるWater Aidでは、地元の植物を使った浄水装置である「ハンディポッド」を製造・販売してきました。

本校では、Water Aid Japanの協力の下、このハンディポッドを日本で初めて制作しました。この制作を通じて、中学生でも制作できる装置が無いために、人が亡くなる現実について理解を深めるとともに、「ハンディポッド」の啓発と活用に向けて、引き続きプロジェクトを進めています。

※その他のプロジェクト

三井住友信託銀行との連携 女性やお金をテーマにした「人生100年スゴロク」を作成するなど、SDGsを啓発する活動を実施
バイブルガーデン 平和のシンボルとして「アンネのバラ」と「コルベ神父のバラ」などを育成
脱プラスチック活動 石油系プラスチックの削減を目指し、ライスレジンの啓発やプラスチック製文房具・歯ブラシを回収
福島オーガニックコットン 他校を協働し、福島オーガニックコットンを広げる活動を実施

国際理解教育に関する受賞歴

年度 内容
2023年度 ・#SASS2023大学生による中高生のためのSDGs/サスティナビリティアワード優秀賞(脱プラスチック活動)
・ひめゆりを伝える映像コンテスト ひめゆり映像賞(沖縄修学旅行事前学習)
・調布市青少年表彰 団体(脱プラスチック活動)
・三鷹市環境活動奨励表彰(SDGsポップアップストア)
・全国ユース環境活動発表大会 関東大会 優秀賞(SDGsポップアップストア)
・いっしょに考える「福島、その先の環境へ。」チャレンジアワード2023 環境大臣賞(福島オーガニックコットン啓発活動)
2022年度 ・全国ユース環境活動発表大会 関東地方大会 高校生が選ぶ特別賞、全国大会 協賛企業特別賞(バナナペーパー啓発活動)
・いっしょに考える「福島、その先の環境へ。」チャレンジアワード2022 福島県知事賞(福島オーガニックコットン啓発活動)
・高校生国際理解・国際協力研究発表会 国際教育研究協議会会長賞(チョーク再生)
2021年度 ・調布市青少年表彰 団体(地域清掃)
・マリンチャレンジプログラム2021 ~海と日本PROJECT~ 関東大会出場(ハンディポッド啓発活動)

 

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