1人ひとりをかけがえのない人間として
晃華学園の中庭の芝生には菩提樹が植えられています。植樹されたときには細かった枝々が今は成長し、日陰も作ってくれます。春には入学してきた生徒たちがその下で楽しそうにお弁当を食べる姿が見られます。菩提樹の大きさはこの学園の歴史にたとえられるでしょうか。大木とは言えません。しかし、根は200年の歴史を持っています。フランス革命後の混乱したフランスを救うことができる最上の方法は教育を施す学校にあると考えたヨセフ・シャミナードは、男女両修道会創立(1816年と1817年)当初から、教育事業を使徒活動の中心にしています。従って晃華は、世界のマリアニスト(マリア会系)スクールに共通の指針に基づいて教育を行っています。しっかりした根に支えられた晃華は、その葉の下に生徒を憩わせつつ、人間と自然への愛、そして高い志と広い視野を持った生徒を育てていきます。
能力は自分に与えられたのではなく世の人々のために使うよう与えられたもの。努力して能力を人々のために
自らを閉ざさず多文化を理解し、進んで世界と関わっていく人に
人生を通して他者への思いを消すことなく、共に歩み共に生きる「光り輝く華」に