中2の古典の最後は、中国の漢詩を学びました。唐代の詩人たちの作風、詩の形式や押韻などの約束事を踏まえた上で、それぞれの詩を解釈します。自然の雄大さ、故郷を離れて暮らす悲しみ、旅立つ友人との別離など、中国の風土や歴史を背景に詩が作られています。音読すると、独特のリズムを持っていることに気づきます。

中国に留学経験のあるF先生(数学科)の協力のもと、現代の中国語でこれらの詩の朗読を聴く機会を作りました。中国語は同じ音でも、高低によって4種類に分かれること、同じ言葉でも、昔と今では意味が変わることなど、生徒たちは、中国語の豆知識に興味を持ったようです。

実際に、中国語の朗読が始まると、一瞬、水を打ったような静けさの中で、朗々と詩が響き渡ります。日本語と違うイントネーション、発音に教室中が吸い寄せられました。一編読み終わる度に、拍手が起こり、ユニークなコラボ授業、異文化体験となりました。
(生徒の感想)
・実際の中国語の発音を聞いて、とても新鮮だった。日本語と似ているとこと、違うところがあって面白かった。
・音楽を聴いているような流れがあって、詩を朗読する意味が分かった。機会があれば中国語を勉強してみたいと思った。