天文同好会は、「川崎 宇と緑の科学館」のプラネタリウムを貸し切って、引退式を行いました。


引退する高校2年生が、プラネタリウムの星空を背景に星座や部活動の思い出について熱く語りました。
本物のプラネタリウムで自分が好きなことを話せるなんて、本当に特別な時間ですよね。
科学館のスタッフの方の協力もあり、「笑いあり涙あり」の印象的な引退式になりました。
1月15日、天文同好会では、部活のOGをお招きして講演会を実施しました。
今回お話ししてくださった先輩は、大手電機メーカーで人工衛星の機器の設計に携わっている方でした。


宇宙開発事業と言っても、ロケットそのものを作る会社、人工衛星を作る会社、人工衛星で取ったデータを販売している会社、宇宙ゴミ(スペースデブリ)の除去を目指している会社など、さまざまな分野があるということを学びました。
HTV-X(新型宇宙ステーション補給機)の開発についてもお話しを伺いました。HTV-Xは国際宇宙ステーションとドッキングするため、普通の人工衛星よりもさらに複雑な構造になっています。「こうのとり」という補給船の後継機として新規開発された補給船でしたので、HTV-X1号機が無事にISS(国際宇宙ステーション)にキャプチャされたときは、開発にかかわったすべての人たちが大喜びだったそうです。
「自分が設計・開発にかかわった人工衛星が宇宙で無事に動いているのを見ると、宇宙開発技術の進化に貢献できていると実感できる!」と語っていらしたのが印象的でした。
この講演会があった直後、宇宙飛行士の油井さんが無事に地球に帰還しました。国際宇宙ステーションでの宇宙飛行士の活躍の裏には、大勢の技術者の支えがあるということを実感する熱いお話でした。
天文同好会は非常に歴史のある部活動で、卒業生の中には宇宙にかかわるお仕事をなさっている方が何人もいらっしゃいます。部員の中にも、宇宙系の研究ができる大学への進学を目指す人もいます。これからも多くのことを学んで、新たな発見につながるものをつかんでいってもらいたいと願っています。