この夏、本校の高校生5名が、製薬会社Meiji Seika ファルマの協力による1DAYワークショップに参加しました。会場は朝日新聞東京本社。関東近郊の7校から集まった高校生21名が、「感染症とワクチンについて正しく知り、自分たちで考え、現在の課題と解決策を見つけること」というテーマのもと、グループワークやプレゼンテーションに挑戦しました。
ワークショップは、Meiji Seika ファルマの企業紹介からスタート。明治といえばお菓子のイメージが強いですが、同社は抗菌薬やワクチンなどを製造する医薬品メーカーです。社員の方から、感染症予防の重要性や、国内外での事業展開について詳しく説明を受け、生徒たちはその使命感に感銘を受けていました。
グループワークでは、感染症やワクチンに対するイメージを付箋に書き出し、分類・共有することで、課題の本質に迫っていきました。「副反応が怖い」「予防接種は親任せ」など、高校生ならではの視点が飛び交い、議論は白熱。ワクチンが身近なものにならない理由を探りながら、情報リテラシーや社会的意識の向上の必要性についても考えを深めました。
最終プレゼンでは、「ワクチンの無償化」「アプリでの問診票入力」など、具体的な提案が次々と発表されました。どのグループも、個人と社会の健康を守るために何ができるかを真剣に考え、未来への希望を語っていました。
参加した生徒たちは、「みんなで話し合うことで、より深い答えにたどり着けた」と充実した表情で語っていました。社会とつながる学びの場として、大変有意義な1日となりました。
朝日新聞のWEB記事はこちら(ワクチンについて話そう! 高校生たちが思い描いた「健やかな未来社会」)