2018年度

中学2年生 学年便りから

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投稿日2018/8/22

1学期後半の中で印象に残ったことを3つ紹介します。

6月22学期日の視聴覚行事で、映画「father カンボジアへ幸せを届けたゴッちゃん神父の物語」を鑑賞しました。以下は振り返りの一部です。

「後藤神父様の生きている限りはカンボジアの子どもたちのために尽くそうという精神は、晃華学園の目標のノーブレス・オブリージュの精神だと思いました。どんな人にでも明るく接する後藤神父様から、人と人とのつながりの大切さを学びました。」

「これからは、周りの人に恩返しをしていくような気持ちで何かしてみたいなと思いました。」

他者を思いやり、他者に尽くすことの大切さを学ぶ機会となったようです。

次に、1学期最後の家庭科調理実習では、自分が普段使っているお弁当箱にお弁当を作って詰めてみました。野菜の肉巻き、卵焼き、きんぴらごぼうなど何品かを調理し、ご飯とおかずを彩り豊かにちょうど良く、それも手早くお弁当箱に詰めるのです。結構手間と時間がかかり、悪戦苦闘。「毎朝何気なくお弁当を作ってくれている母はすごい!」ほぼ全員が、ご家族への感謝と尊敬の気持ちをレポートに書いていました。

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そして、期末試験最終日、中学1年時より試験最終日に毎回行ってきた「提出物完成呼び出し」を今回で最後にしました。未提出物が1つでもあると、黄色い紙で呼び出される恒例行事です。試験前の学年集会で、この事を通達しその理由を尋ねたところ、皆さんは、「自分たちに責任を与えられたということだ。」と見事に答えてくれました。その通りです。縛りがない、自由であるということには、責任が伴うのです。自己管理が必要ですね。

このように、皆さんは、学年目標である「自律と感謝」を常に意識して着実に成長しています。先輩として生き生きと後輩たちと接している皆さんの姿を目にする度に、頼もしさを覚えます。先輩と後輩に挟まれて窮屈なのではないかな、と少し心配していましたが、杞憂に過ぎませんでした。どうぞ暑さに負けないで、有意義な夏休みを過ごしてください。

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