教科教育

ここで学んだすべてが
未来を生きる力になる

主要教科はもちろん、芸術・体育・家庭科なども同様に重視し、知性と感性をバランス良く育成する晃華学園の「全人教育型カリキュラム」。学校の学習だけで、大学入試に充分対応できる学力を養成します。
教育課程表(カリキュラム)

各教科の取り組み

国語科

6年間の流れ

中学1年~高校1年 日本語を的確に理解する能力、自分の考えを効果的に表現する能力、日本文化を理解する能力など、国語学習の基礎力を身につける。あわせて、自らの生き方や社会に対する問題意識をもって学びに取り組む姿勢を身につける。
高校2年・高校3年 これまでに養ってきた能力を引き続き伸ばしていく。あわせて、大学入試に対応できる能力を身につける。

具体的な実践例

国語の学習活動から、「10分間読書」と「ディベート」を例としてご紹介します。
10分間読書によって、生徒は著名な文学作品に触れ、感性や想像力を養います。
意見発表学習の一つとしてディベートを行っていますが、ディベートでは反対意見も強く意識する必要があります。相手の反論を予想しつつ自分の意見の正しさを効果的に伝えるために、生徒はテーマについて深く調べ、発表の方法を工夫します。
これらの活動を通じて、生徒は自己の外部に存在する世界について自覚し、世界のさまざまな事柄について考えながら、説得力を持つ意見をまとめることを試みます。
10分間読書やディベートに限らず、国語のあらゆる学びは、考えること生きることに結びついています。

大学入試に向けて

高校2年以降、国語の授業の多くは文理別・習熟度別で行われ、大学受験に向けて生徒各自の能力に応じた学習が可能となります。新しい大学入試ではいわゆるPISA型の学力が試されますが、上に記した国語の学びによって、新しい学力は充分に養われると考えております。当たり前の学習をすれば大学入試に対応できる、という姿勢のもと、これからも国語教育を行っていきます。

国語科について

数学科

6年間の流れ

中学1年
中学2年
中学校で学習すべき代数・幾何分野をバランスよい時間配分で学習し、数学の基礎となる知識の習得と、確実な計算力の徹底へとつなげていく。
中学3年
高校1年
高校2年
中学1年、2年時に身につけた数学の基礎力と計算力を土台とし、さらなる思考力や発想力を必要とする高校数学の知識の習得により、応用力へとつなげていく。同時に、客観的な論述を行う記述力も高めていく。
高校3年 大学入試に向けての対応力と実戦的な力を身につける。

具体的な実践例

中学1年生から中学3年生までは、ホームルーム単位で授業を行います。小テストや中テストを行うことで、学習の定着や学習の到達度を自分自身で確認する機会を作っています。さらに必要に応じて、追試や再試を行い、知識の確実な定着をしていきます。問題集や課題に取り組み、ノート提出をさせ、1問1問丁寧に指導することで、個々の学習定着を確認することも大切にしています。
高校1年生からは、習熟度別の少人数制の授業形式をとることで、よりきめ細かい学習を行います。高校2年生では、理系・文系を問わず全員が数学を履修し、「考える力」の育成を行い続けます。

大学入試に向けて

高校2年生の理系・文系クラスでは、それぞれのコースでの習熟度別の授業展開となります。必要に応じて、大学で出題された過去問にチャレンジしたり、マークシート方式の解答を取り入れるなど、より実戦的な演習もしていきます。「身に付けた知識をいかに問題解決に活用し対応できるか」ということが大学入試で求められる力であることから、分野に偏らない幅広い問題演習を行っていきます。また、記述・論述問題の添削など、それぞれの生徒の入試に必要な指導を、その生徒に合わせて個別で行っています。

数学科について

英語科

英語教育

理科

具体的な実践例

理科では身近な自然現象について、中学でも高校でも繰り返し学びます。しかし、同じ事象の話をしていても、学んでいる事柄の深さは全く異なります。物理・化学・生物・地学という異なる分野から、一つの現象について繰り返し学び、多方面から知識を深めていきます。知識が深まるほど、自然現象の奥深さが見えてきます。「小学校で習ったあの内容は、実はこうこう意味だったんだ!」と生徒たちから驚きの声が上がることもしばしばです。晃華学園の理科では、生徒たちの「わかった!」「すごい!」「きれい(美しい)!」「難しくてわからない!」という声を大切にし、生徒とともに一緒に感動しながら、自然への理解を深めていきます。

大学入試に向けて

理科の実験は主体性や論理的思考力、コミュニケーション能力を高める絶好の機会です。中学生のうちから、実験、観察、レポート作成を豊富に取り入れ、大学入試で求められる考察力を育成します。問題演習の解説を生徒同士で行うことで、説明力を高める取り組みも行っています。また、本校では調べ学習や探究学習にも力を入れています。「自然ってすごい!」と少しでも感じてもらえるよう、これからも理科教育は進化し続けます。

理科について

社会科

6年間の流れ

中学1年
中学2年
中学3年
高校1年
歴史・地理・公民三分野においてバランスのとれた授業時間の配分のもと、基礎的な知識を修得し、それを論理的に応用する力を育み、社会的関心の向上につなげていく。
高校2年
高校3年
中学1年から高校1年の4年間で育んできた能力をさらに伸ばすとともに、大学入試に向けての対応力・実践力を身につけ、高めていく。

具体的な実践例

中学1年から高校1年の授業においては、「オリジナル・プリント」を使用し、それをもとに基礎的知識の修得に努めるだけでなく、「学力の3要素」の一つとされる「思考力・判断力・表現力」、つまりは「論理的に応用する力」を育成し、社会的関心を高めるために「400字程度の授業内レポート」を行っています。また、「国際社会で主体的に活躍できる素養」を身につけ、「多様性・協働性」を育んでいくために、中学2年生時の地理(1コマ)と中学3年生時の公民(1コマ)を連携させて「国際的分野」について学び、その集大成として「校内模擬国連」を実施しています。他にも、知的好奇心を高めるために、他教科の先生と協力して行う「コラボ授業」などに取り組んでいます。

大学入試に向けて

高校2年からは、大学入試に向けて、社会科のあらゆる科目において「オリジナル・プリント」を利用した授業による知識の修得にとどまらず、カリキュラム上、問題演習の時間も十分に設けています。新たに「大学入学共通テスト」が始まりましたが、6年間を通して「学力の3要素」を育んでいますので、心配することなく本校社会科にお任せください。

社会科について

家庭科

6年間の流れ

中学1年
中学2年
中学3年
まず、基礎的な知識・技術の習得を目指す。さらに、環境との関わりを考えながら、習得した知識・技術を自身の生活の中で実践し、工夫を重ねる。
高校1年 中学で習得した能力をさらに伸ばし、広い視野に立ち、より良い生活の実現や持続可能な社会の構築に向けて主体的に取り組む。

具体的な実践例

実習や実験により、実感を伴って理解すること・思考することを多く取り入れています。被服分野の作品製作においては、全ての作業を学校内で行い、自分の力で完成させます。中学2年の食物分野では、自分の弁当箱を使い弁当を調理し、夏休みには、栄養バランスを考えて家族の1日分の食事を作ります。また、調理を化学として捉え、砂糖、小麦粉、牛乳などの身近な食材の性質を探る実験も行います。高校1年の保育では、自ら選んだテーマを研究しプレゼンテーションを行います。テーマは、「子供の生活時間と母親の生活」「世界の子育て」「女性が育児・職業を両立させる条件」など多岐にわたり、中学高校家庭科学習の集大成として、将来の生き方を考えます。

家庭科について

情報科

高校2年生 情報基礎

中学校技術・家庭科技術分野の内容「D 情報に関する技術」の学習と高等学校情報Ⅰとをつなぐものとして、情報モラル、情報デザイン及びプログラミングの基礎などを学びます。

高校3年生 情報Ⅰ

次の4つの項目について、情報基礎で習得した知識・技術を活用しながら深く学び、大学入試にも対応できる力を身につけます。
(1) 情報社会の問題解決
(2) コミュニケーションと情報デザイン
(3) コンピュータとプログラミング
(4) 情報通信ネットワークとデータの活用

情報科について

体育科

6年間の流れ

具体的な実践例

6ヶ年を通じ、健康の保持増進・体力の向上を目指しながら、中学では基礎知識や基礎技能の習得とコミュニケーション能力の向上を目指します。体育が得意ではない生徒も「できないことができるようになる喜び」を実感し、楽しく参加できるよう指導しています。また、武道では「なぎなた」を通して伝統的な文化を学ぶとともに相手を尊重しながら技を身につけ、その成果を体育祭で発表しています。
高校では中学での経験を基に、より複合的な動きを学んで行きます。また、ICT機器を利用してグループで動画分析を行い自分達の動きを研究して実践に繋げるなど、主体的かつ対話的な学びを通して技術の向上を図ると同時に、社会で活躍できる人間力の育成を目指します。

体育科について

芸術科

6年間の流れ

具体的な実践例

音楽は通常授業に加えて中学1年から高校2年まで合唱コンクールを通して他者と協働しながらの表現活動、伝統音楽に直接触れる三味線や能楽体験、演劇やオペラなど視聴覚行事を行います。鑑賞後は、感動を言語化し他者と共有できる力を涵養していきます。
美術は中学において多彩な分野「絵画・彫刻・デザイン・工芸・美術史」を学ぶことを趣旨に課題を設定しています。高校ではさらに発展した内容と高度な課題を行い、より深い知識と表現力そして感性を磨きます。
書道の授業では、古典作品を通して技術の習得を行い、美意識を向上させ、創作作品など発展的な表現へとつなげていきます。また、校内、校外の書き初め展や書道パフォーマンスなどの活動を通じて、書の表現の多様性、豊かさを体得していきます。

大学入試に向けて

芸術系の大学を目指す生徒のために音楽Ⅱ美術Ⅱと演習科目を設置し、高校2年は2時間、高校3年では最大6時間の選択が可能です。志望校に合わせた柔軟なカリキュラムを準備し、個性を尊重した少人数での指導を行っています。

芸術科について

コラボ授業

page top