晃華学園では、進路指導を「ライフガイダンス」と称しています。
ライフガイダンスは本校の進路指導方針。一人一人が「善く生きる」ために何をするべきなのかを考えてほしい、という願いが込められています。「善い生き方」に一つの正解はありません。そのためには、高校卒業後の進学先だけでなく、大学卒業後のキャリアや、その先の人生(ライフ)を見据え、自らが大切にしたい価値観を考える必要があります。
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今年度の中学3年生は、高校生になるための準備期間であることを強調するため、「高校0年生」と表現し、様々な取り組みを行いました。
中学3年生の夏休みには、ライフガイダンスの一環として、大学のオープンキャンパスに参加。それに加えて、大学の学部学科や興味のある職業について調べる課題に取り組んでもらいました。
学部学科調べでは、その学部学科の授業科目の特徴や、習得できる資格、就職先についても調べてもらいます。職業調べでは、その職業に必要な資格や、その資格を取るための学校なども調べてもらいました。
2学期のLHRでは、調べてきた内容を共有するまとめ活動を行いました。生徒たちは各々調べてきた学部学科・職業について付箋に書き出し、クラスメイトに紹介。その後、学部学科同士、あるいは職業同士の関連性や共通点に注目しながらグルーピングしていきます。
関連性や共通点をまとめることで、学部学科・職業への理解が深まったことでしょう。
こうした学びは、高校1年生の進路オリエンテーションにおける「決意表明」の重要な資料となっていきます。