2024年度

高校2年生 文系数学Ⅱ授業紹介

投稿日2024/10/8

この時期の高校2年生文系クラスでは、数学Ⅱも終盤に差し掛かり“積分”の単元に取り組んでいます。
単調で、機械的な計算ばかりについなってしまいがちなこの単元ですが、今回は“楽しい授業”を行うべく次のような企画を行いました。

名付けて、積分BINGO!!
通常のBINGOゲームに定積分の計算を絡めたこのゲーム。
自分の作る盤面によってBINGOの完成確率が変わる、戦略性のゲームです。
正しい定積分の計算が出来なければ良い盤面は作れません。
2日間の準備期間を与え、各自が戦略を練って授業に臨みました。

                                        

そして迎えた授業当日。

関数はクジにして、生徒たちに引いてもらう形に。
景品として選んだシールの評判が思いのほかよかったこともあり、クジ一枚一枚に注目が集まる緊張の展開となりました。

次々とクジが引かれ、「塗れる!」「塗れない!」など阿鼻叫喚の声が上がる中・・・・
ついに17枚目!!
BINGO到達者がついに現れました。
トップでBINGOを完成させたのは2人。景品の、少し大きめのシールを嬉しそうな顔でそれぞれ選んで持っていきました。
その後もゲームは進み、終盤には大勢のBINGO完成者が誕生。BINGO完成者には小サイズのシールが贈られます・・・。

これはゲーム中の、生徒の実際の授業プリント。
1枚目の写真の生徒はトップでの完成者の一人です。盤面を最適化し、確率を最大限に高めたうえで授業に臨みました。素晴らしい!
授業は大いに盛り上がり、“楽しい授業”を体現できたようで教員としても安心しました。
他にも遊びを絡めた数学の授業を積極的に行っていきたいと思います。

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