晃華学園「車輪の会」です!
「車輪の会」はアフリカにあるマラウイとの文化交流と、社会課題の解決を目指す有志団体で、これまで手紙やテレビ電話を通じてマラウイのマタピラ小学校と交流してきました。
(そもそも、どうして晃華学園とマラウイがつながっているのか、気になる方はこちらをお読みください)。
これまでも、マタピラ小学校からの手紙に、各自が返事を書いてきましたが、今回はそこから一歩前進!
マラウイの文化について知ったことを“絵本”にまとめて、発信しようということになりました。その文化を知る一番の手掛かりはマタピラ小学校からの手紙です。
各自がもらった手紙の共通点や日本との違いを分析し話し合うことで、マラウイの文化的な特徴を探りました。生徒たちは、手紙に書かれている絵に注目。
マタピラ小学校からの手紙に書かれた絵
「特徴的な髪型の人が多いよね~」
「手紙に花が描いてあった」
「私の手紙にも!この花なんだろう?」
疑問があふれる「車輪の会」。
そこで、マタピラ小学校と晃華学園の交流を繋いでくれている、JICA協力隊OGの長井優希乃さんとオンラインでつながり、文化に関する質問をぶつける会を設けました。
「現地では美に関してどのような価値観がありますか?ファッションセンスなどで日本と大きく異なることはありますか?」と質問を投げかけると、
長井さんが、マタピラの人々が自分たちで髪を編み込んだりしておしゃれを楽しんでいることなどを、写真を使って説明してくれました。
また、写真を見て、マタピラの人々のカラフルな衣装に興味を持った生徒が質問をすると、「チテンジ(アフリカンワックスプリント)」という布を仕立てて服を作る文化があるといことを説明してもらいました。それと同時に、「チテンジ」と大航海時代の関係や、「先進国」から古着の寄付を通じて、マラウイでごみ問題が発生し、チテンジの文化が動揺していることも説明しもらいました。
短い時間でしたが刺激的で、「車輪の会」に新たな展開が生まれそうです。
晃華学園には、生徒たちの身近な挑戦を後押しし、あらゆる壁を越える習慣を得る環境があります。その詳細を知りたい方は、学校説明会にお越しください。お申し込みはこちら。
晃華学園の国際理解教育についてはこちら。