2019年度

「私は教科のここが好き!」その⑨(中学進路通信)

投稿日2019/12/25

晃華学園では、進路指導の一環として全学年でオリジナルの進路通信を発行しています。

学習に対して前向きに取り組んでもらうため、今年度は中学生の進路通信で『私は教科のここが好き!』というシリーズを企画しました。
これは、教員が自らの担当教科の好きなところを紹介し、学ぶことそのものの楽しさを実体験を交えて紹介することで、楽しんで学習に向かう姿勢の大切さを伝えていこうというコーナーです。

今回は、中学2年生の数学の教諭からの寄稿です。


 

シリーズ「私は教科のここが好き」

私が皆さんと同じ中学2年生のとき、まさか将来、母校で数学を教えることになるなんて全く想像もしていませんでした。算数や数学は嫌いではありませんでしたけれど、小学生のときに一番好きだった教科は「国語」、中学・高校生のときに一番好きだった教科は「英語」・・・。小学校の卒業アルバムには、「将来は国際線スチュワーデスか通訳になりたい」なんて夢を語っていました。

・・・こんな私でしたが、これまでの人生を振り返ると、数学に関わる大切な思い出がたくさんあり、数学に関わる大切な出会いがたくさんあります。そして、結果としてそれらのことが、数学と私を結び付けてくれたのだと思っています。数学は苦手という人も多いと思いますが、どちらかというと「数学が一番好き」ではなかった人が、数学を教える立場になるというケースもあるということを、皆さんに伝える良いチャンスかもしれないなと思いながらこのメッセージを贈りたいと思います。

授業を通して、皆さんと一緒に数学に触れる機会を得て感じる「数学の魅力」は、「答は一つであるけれど答にいたる考え方は一つではない」というところにあると思っています。たくさんの公式や定理は、考え方を伝えるための手段であり、「どのように考えたのか」というところを大切にするところに数学のおもしろさがあると思っています。

「考えること」は、数学に限らず、いろいろな場面でとても重要になります。そして、「考え方」はさまざまです。固定観念にとらわれず、柔軟に考え方の幅を広げていくことで、いろいろな可能性へとつながっていきます。今、皆さんは数学という学問を通して、このような「考えること」や「考え方」を鍛えているのです。そう考えれば「今やっていること」は何年か後の皆さんの生きるための力となると思えるはずです。

すぐに結果を出すことばかり考えず、もっとどっしりと、ゆうゆうと、数学と向き合ってほしいなと思います。一緒に楽しんでいきましょうね。

晃華学園の進路学習指導についてはこちら

page top