5月下旬、職員室前で美術部による作品展を開催しました。作品は全12点。現中3~高3の美術部員が「私立中高美術部合同展」のために制作した油絵です。
美術部は、3月にムーブ町屋ミニギャラリーで行われた上記の展覧会に出品しました。これは今年で34回めを迎えた伝統ある展覧会で、都内の私立中高一貫校美術部の生徒自身が合同で企画・運営を行っています。毎年初夏に次の展覧会に向けて引き継ぎが行われ、数回の会議を重ねて開催にいたります。今回の参加校は、海城・開成・晃華学園・城北・白百合・巣鴨・女子学院・世田谷学園でした。
企画運営会議に参加した生徒の声を紹介します。 「会議では、開催する会場や共同制作などについて話しあいました。設営や作品の配置も、参加校の生徒で話し合って決めていきました。他校の生徒と意見をいいあったり、まとめていったりするのは難しいこともありましたが、町屋の会場に予想以上に多くの方が見に来て下さり、うれしかったです。」
また、今回の共同制作は、フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」 をテーマとして、参加校ごとに画材を変えたり色を変えたりすることになりました。晃華学園はピンクの担当となり、貼り絵の技法を使った作品を制作しました。
新中1を迎えて新たにスタートした美術部に、今年もご期待ください。