2026年度

高2 ブラインドサッカー日本代表・平林太一選手講演会

投稿日2026/7/18

6月13日のL.H.R.では、ブラインドサッカー日本代表であり、松本山雅B.F.C.に所属する平林太一選手をお迎えし、講演会を実施しました。

はじめに、平林選手からご自身の経験についてお話しいただきました。視覚に障がいがありながらも、普通科の高校に進学し、学業とサッカーの両立に挑戦されたこと、そして夢に向かって努力を続けてこられた歩みについて語ってくださいました。困難な状況の中でもあきらめず、自分にできることを積み重ねてきた姿勢は、生徒たちに大きな勇気を与えてくれました。

講話の後には、ブラインドサッカーのプレーを実演していただきました。アイマスクを着用しながら音を頼りにボールをコントロールし、高速でドリブルを行う姿に、生徒たちからは驚きの声が上がりました。特にゴールを正確に捉えるシュートでは、視覚に頼らずに空間を把握する高度な技術と集中力の高さを間近で感じることができました。

続いて、生徒によるシュート体験やパス体験、白杖体験も行われました。思うように方向を定めることができず、視覚情報がない状態で行動することの難しさを実感しました。実際に体験することで、ブラインドサッカー選手たちの技術の高さだけでなく、日常生活の中で必要となる工夫や周囲の支援についても理解を深める機会となりました。

生徒からは、
「普通科の高校に進学し、勉強とサッカーを両立させていたことに驚いた。」
「障がいの有無に関係なく、自分の目標に向かって努力することの大切さを感じた。」
「実際に体験してみて、普段自分がどれほど視覚に頼って生活しているかが分かった。」
「共生とは、相手を特別視することではなく、お互いを理解しようとすることだと感じた。」

といった感想が寄せられました。

今回の講演会は、ブラインドサッカーという競技への理解を深めるだけでなく、多様な人々がともに生きる社会について考える貴重な機会となりました。生徒たちは体験を通して、SDGsが目指す「誰一人取り残さない社会」の実現には、まず相手を知り、理解しようとする姿勢が大切であることを学びました。

最後に、この講演会の実施にあたりご尽力くださいましたB-SIDE-FIELDとボランティアPLUS-ONEの皆様方に心より感謝申し上げますとともに、平林選手の今後ますますのご活躍をお祈り申し上げます。

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