2018年度

野村萬斎出演!狂言鑑賞(視聴覚行事 高校)

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投稿日2018/6/28

晃華学園では、視聴覚行事というものを行っており、生徒が本格的な芸術に触れる機会となっています。

先日、高校生の視聴覚行事として、狂言劇場を鑑賞しました。
高校生全員が参加し、世田谷パブリックシアターの一部を貸し切って行われました。

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今年度の高校生の視聴覚行事は、狂言の鑑賞です。
演目は、(敬称略)

【狂言 梟山伏】
・山伏:野村 太一郎
・兄:中村 修一
・弟:飯田 豪
・後見:岡 聡史

【狂言 附子】
・太郎冠者:野村 萬斎
・主:内藤 連
・次郎冠者:深田 博治
・後見:石田 淡朗

の2本立てでした。

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有名な野村 萬斎 様をはじめ、ご高名な方々ばかりが出演する公演でした。
公演の前後には、高野 和憲 様の解説がありました。狂言の舞台上における決まりごとや、演目のストーリーなどを、初心者にもわかりやすく丁寧に説明していただき、数百年前に作られた芸術が生徒にとってグッと親しみやすいものとなりました。

狂言は喜劇であり、笑いながら鑑賞するものです。もちろん今回の公演も、生徒たちは笑いながら鑑賞しておりました。
講演後、梟山伏のフクロウの鳴き声がよっぽど気に入ったのか、生徒たちの多くが「ホホーン」と真似をしていたのがとても印象的でした。

数百年前の演目を、現代を生きる生徒たちが笑いながら鑑賞できるというのは、実は非常に価値のあることなのではないでしょうか。
ペーパーテストの得点だけではなく、芸術や伝統に触れ、感性を育てることも大切です。
晃華学園の教育である「キリスト教的人間観に基づく全人教育」は、視聴覚行事にもあらわれているのです。

(中学2年生 能楽ワークショップについてはこちら)

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