2018年度

中学2年生 歴史 鎌倉幕府の成立を考える(ジグソー法)

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投稿日2018/6/8

みなさんは、鎌倉幕府がいつ成立したと習いましたか?

「イイクニ(1192)作ろう鎌倉幕府」

最近の中学生は、そうは言いません。「どっちですか」と言います。
最近の小学校では、1185年説と1192年説の二つを教えているようです。

ところが、鎌倉幕府の成立の年は、学説的にはこれに限りません。
1180年説・1183年説・1185年説・1190年説など様々な説があります。
このように様々な説があるのは、
鎌倉幕府をどのようなものだと考えるかが、学者によって異なるからです。

中学2年生の歴史の授業では、これらの学説のうち
4つの学説を簡単に紹介し、生徒が、それぞれの学説の根拠を分析しました。
その上で、どの学説が納得できるものであるのかを、グループで話し合いました。

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例えば、1180年説については次のような発言がありました。

(※1180年説は、源頼朝が鎌倉入りし、
東国に軍事政権を樹立したことを基準とする学説です。
朝廷から、東国支配を承認されることなく、
源頼朝が実質的に支配を開始したことを基準としています。)

「これなら、勝手に新皇を名乗った平将門だって、幕府を作ったことになる」。

授業で習った知識を活かしながら、生徒は批判的に4つの学説を分析していました。

この授業の間に、「征夷大将軍とは何か」、
「幕府とは何か」、「朝廷と幕府の関係はどうなのか」など、
この後の歴史を学ぶ上で重要な、テーマが話し合われました。

授業のまとめとして、自分が最も正しいと考える説を、根拠とともに200文字以上でまとめました。
15分間の記述時間でしたが、生徒は一言もしゃべらず、真剣に取り組んでいました。

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